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【勇気ある撤退を妨げる言葉】 20191023 毎日更新295日目

2019.10.26
リスク管理 ・ 注意喚起 ・ コミュニケーション ・ 業務改善 ・ キャッシュフローコーチ
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  せっかく という言葉がでたら危険信号
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FP不動産センターさんの
FPOS倶楽部とFP協力会の
合同例会に参加してきました。

 

そこで登山家の佐伯知彦さんの講演を
拝聴する機会をいただきました。

 

佐伯さんは今年の5月に
富山県人としては初めて
エベレスト登頂に成功した方です。

 

エベレストをはじめとした
8000メートルを超えたエリアは
デスゾーンと言われていて
命の危機は迫るところ。

 

いかにリスク管理しながら
目標を達成するかという観点で
お話されていたことが印象的でした。

 

なかでも私が一番心に残ったのは
「せっかく という言葉は危険信号」です

 

「せっかくここまで来たんだから」
「せっかく準備してきたんだから」
「せっかくお金かけたんだから」
という言葉がでると、純粋なリスク判断を
妨げてしまうのですね。

 

リスクを無視して突き進んでしまうと
命を落とすことになります。
そうなると「失敗」です。

 

勇気ある撤退をしても、
それは「再チェレンジ」できるので
「失敗」ではない。

 

それを見極める手段のひとつとして
「せっかく」という言葉に
注意しているそうです。

 

会計用語でのサンクコスト(埋没費用)を
同じ意味なんだと感じました。

 

これだけお金かけたのに、時間を費やしたのに
もったいないから赤字事業を継続してしまう
ということがありますよね

 

リスクを管理するということは
純粋にリスクを向き合って判断することを
改めて学んだ講演でした。

 

FP不動産センターさん、佐伯さん
ありがとうございました!

 

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  せっかく という言葉がでたら危険信号
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丹羽誠