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【難しいという言葉の裏側に】20200114 379日目
2020.01.15
リスク管理 ・ コミュニケーション ・ アサーション ・ コーチング ・ 業務改善 ・ キャッシュフローコーチ ・ ファシリテーション
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奥にある感情の理由を探ってみる
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他人が「難しい」という言葉を発したとき、
私は、2つの意味があると考えています。
1つは言葉通りに、
「物事に複雑さがあって、
簡単には答えが導き出せない」こと
2つめは、
「考えられる方法でやってみても
実現できそうにない」こと
1つめは、単なる状態を述べたものですが
2つめは、主観つまり「半分あきらめ」の
感情が入っていると思うのです。
それは、こんな会話を経験したから。
問題解決のために、ある方と話し合っていたときのこと。
私 :「解決のためには、どんなことが課題なんですか?」
相手:「Aの問題は、なかなか厄介なので難しいですね」
私 :「Aがクリアできたら、解決しそうですか?」
相手:「実はBという壁もありまして、難しいんです」
私 :「いろいろ複雑なんですね」
相手:「Cが根源だという人もいて難しいです」
私 :「どれが一番ボトルネックになってるんですか?」
相手:「うーん AもBもCもですねえ・・・難しいです」
・・・何を言っても「難しい(からできない」」に
なってしまっていました。
私の推測なのですが、
この方は「問題を解決したい」とは思っていないのです。
感情的に「やりたくない」「面倒だ」と
思っていることに対して
「難しい」という言葉で
拒否反応を示しているのではないでしょうか?
そうなると、問題解決のためには、
なぜ「難しくてできない」と
「感情が拒否しているのか」に
フォーカスしなければなりません。
感情的に拒否する理由としては、
・方策を実行する能力がないことが
同僚にバレてしまう
・嫌いな上司の手柄になることはしたくない
・家庭の事情で早く帰宅する必要があり
課題に取り組むことに時間をかけたくない
などがあげられるでしょう。
難しいという言葉の裏側には、
なにがあるのか探る目を持ちましょう。
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奥にある感情の理由を探ってみる
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丹羽誠