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【火花がでる瞬間】20191011 毎日更新283日目

2019.10.14
書評 ・ コーチング ・ 業務改善 ・ キャッシュフローコーチ
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   付加価値をうむ瞬間をつくりだす
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「ついていきたい」と思われる
 リーダーになる51の考え方
ーーサンマーク出版ーー岩田松雄著ーー

 

台風なので、
私はビジネス本を読みすすめるときには、
ミニミニな付箋をつけながら読んでいくのですが、
たくさん付いている本を読み返していました。

 

著者の岩田さんは日産自動車に勤務していたときの
上司から掛けられた言葉にも付箋をつけてます。

 

61ページから引用します

 

ーーー引用ここからーーー

 

それは、車体の生産工場に一緒に出掛けたときの
ことでした。上司は私を溶接工場に連れていって
きれました。ロボット溶接でパチパチッと火花を
散らしてAパネルとBパネルがくっつく。それが
繰り返されていきます。そこで上司はこう言った
のです。
「いいか、岩田。このラインの中で、付加価値を
 生み出しているのは、火花が散っている、あの
 瞬間だけなんだ。だからそれ以外、在庫管理を
 したり、モノを動かしたり、打合せをするのは
 すべて無駄だという目で見ろ」

 

ーーー引用ここまでーーー

 

岩田さんは、何をするにしても、
本質的に付加価値を生み出している
一番大切な瞬間を見逃すな、という
ことだと理解したそうです。

 

組織で動いていると、会議をしたり、報告書類を
作成したり、棚卸し作業をしたりという関節的な
業務がどうしても増えてしまいます。

 

大きな組織であったり、歴史を積み重ねていくことでも
増加することになるでしょう。

 

ですが一番肝心な付加価値が生み出される瞬間は
みなさんの会社ではどこでしょうか?

 

わりと簡単に見つかるかもしれませんね。
製造業なら製品を組み立てているとき、
サービス業ならお客様にサービスを提供している瞬間
という定義になるでしょう。

 

個人の業務でも考えてみませんか?

 

自分が会社に貢献できているとき、
自分の能力が発揮される瞬間、
自分という存在が他者に認められるときは
どんなときなのでしょう?
どんなシチュエーションなのでしょう?
そのとき自分はどんな感情をもつでしょうか?

 

火花がスパークする瞬間を
たくさん作り出すことに
個人も企業も取り組んでいきましょう

 

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   付加価値をうむ瞬間をつくりだす
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丹羽誠