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【エビデンスを重視する】 20190819 毎日更新230日目
2019.08.22
リスク管理 ・ 注意喚起 ・ コミュニケーション ・ アサーション ・ コーチング ・ 業務改善 ・ コラム
エビデンスとはもともと医療業界で
使われてきた言葉でした
最近は、ビジネスの会話でも
使われるようになりましたよね
Wikipediaによると
「証拠・根拠、証言、形跡などを意味する
英単語 “evidence” に由来する。」
この患者さんは、●●という疾患の確率が
●●％で、〇〇という治療方法が〇〇％で
有効であるというエビデンスがある
というような言い方をしていました
昨今のビジネス用語としては
「証拠・根拠」という単純化された意味合いに
なってきています
ある医療施設に見学に行ったときのこと、
トップの方に案内していただいたのですが
施設改修を行う際に重視していたのが
「利用実績」とのことでした
10年以上前は、〇〇という利用の仕方だったが
患者さんの年齢層、治療形態が変わってきたので
利用されなくなったスペースが多くなり
いま現在で求められているものに
変えていったのだそうです
たしかに、器具の収納スペース、
患者さんへの目配りの方向性、
スタッフの導線などなど
見事に配慮されたものでした
利用されている実態を調べておかないと
限られた予算とスペースを
うまく活用できなくなります
そのための拠り所として利用実績という
エビデンスを重視した結果なのですね
なんとなくその場の雰囲気に流されて
誤った結論になってしまわないように
エビデンスを重視することの大切さも
学んだ施設見学でした
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丹羽誠