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【流行っている店に行ったら、つい・・・】20190620 毎日更新171日目
流行っている店に行くと
つい職業柄やってしまうことがあります
それは、儲かっているかの推定です
先日ブログにも書いたある珈琲店では
こんなふうに計算しました
まず客単価を推定します
私の料金はランチの軽食とアイスコーヒーで1200円
まわりもそんな感じです
この店は朝から夜まで営業しているので
私のようにランチ+αの人が1200円で5割
夕食やランチでもデザート追加して1500円になる人が2割
コーヒーなどの飲料だけの人が3割と
おおよその目安をたてると
客単価の平均は1080円とでます
席数が80席程度だったので
朝・昼・夕方・夜と4回転して、7割が埋まるとするなら
客単価1080円×80席×4回転×70%=241,920円が1日の売上
241,920円×30日=7,257,600円が1ヶ月の売上
と思われます
原価は食材費30%のみとして
2,177,280円
運営スタッフの平均月給が30万円として
8人稼働したとすると
人件費は月2,400,000円
店舗の建設費を1億円でフルローン10年返済とするなら
月の元金返済額は83万円で
2%の金利は月17万円
よって銀行へのキャッシュアウトは
月1,000,000円
差し引きすると168万円ほど
その他の経費をこれ以下にしないと
利益が出てこないことになります
もっと返済年数を延ばしたり
人件費を抑えないとなあ とか
勝手に改善計画を描いたりもします
こんな現在の手持ち材料から
推定してくるやり方を「フェルミ推定」といいます
定義をWikipediaからもってくると
「実際に調査するのが難しいような
とらえどころのない量を、
いくつかの手掛かりを元に
論理的に推論し、
短時間で概算することを指す。」
とあります
有名な例題としては
「ニューヨークにピアノの調律師は何人いるか」
というものがあります
学校では習いませんよね
でも推理能力を上げていくためには
必要な訓練だと思います
皆さんも身近な例で
推定してみてくださいね
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丹羽誠