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【だから、よかった】20190320 毎日更新79日目

2019.03.21
コミュニケーション ・ コーチング ・ 業務改善 ・ キャッシュフローコーチ ・ ファシリテーション ・ コラム

ヤオハンデパートの経営者だった和田一夫さんは

毎日書いていた日記を

「だからよかった」と結んでいたそうです。

 

長年の会社運営には

うまくいったことも、

思い通りにいかなかったことも

あったと思われます

 

それでも、「よかった」と締めくくるのは

どんな気持ちだったのでしょうか

 

そのことをネット記事で読んだときに

この諺(ことわざ)を思い浮かべました

 

「人間万事塞翁が馬」

(にんげんばんじさいおうがうま)です

 

これは、私は

「どんな所でも、どんな時でも

人間は対応していけるものなのだ」という

軽い意味で考えていたのですが

改めて調べてみると、

もっと深い意味があったのです

 

ーーー以下引用ですーーー

むかし、中国の北方の塞(とりで)のそばに
おじいさんが住んでいました。

ある時、このおじいさんの馬が逃げ出してしまったので
近所の人が気の毒に思っていましたが

おじいさんは
「このことが幸運を呼び込むかもしれない」
と言いました。

しばらく後に、逃げ出した馬が戻ってきました。
しかも、他の馬を連れてきており
それは、とても足の速い立派な馬でした。

近所の人が喜んでいると、おじいさんは
「このことが禍(わざわい)になるかもしれない」
と言いました。

すると、この馬に乗っていたおじいさんの息子が
馬から落ちて足を骨折してしまいました。

それで近所の人がお見舞いに行くと
「このことが幸いになるかもしれない」
と、おじいさんは言いました。

やがて、戦争が起き、
多くの若者が命を落とすことになりましたが、
おじいさんの息子は足を怪我していて
戦争に行かなかったため無事でした。

ーーー引用ここまでーーー

ヤオハンデパートは、

最後には経営破綻してしまいましたが

それでも和田さんは

「こんな一度しかない人生において

大成功と大失敗を経験させてもらった」

と解釈して「だからよかった」と

語っていたそうです

 

皆さんにも

思い出したくないような経験があったとしても

それを教訓として行動していって

いまの自分を形成している という

思い出と経験があるはずです

 

いま目の前のことに

一喜一憂することではなく

いいことがあったときは戒めとして

悪いことがあったときには教訓として

次の行動の準備としていきましょう

 

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丹羽誠