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【資料の80%を捨てる】20200629

2021.01.03
リスク管理 ・ ダイエット ・ 注意喚起 ・ コーチング ・ 業務改善
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  資料は少ないと、早く見つかる
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書評:「魔法のように片付く!見つかる!超ファイルの技術」
刑部恒男著 すばる舎
 
2005年8月が初版なので、
もう15年前の本です。
 
私がパレートの法則に出会ったのは
この本が最初でした。
 
80対20の法則として
このブログでも何度か取り上げてきました。
 
難しい言葉でいうと
「結果・精算のうちの80%は
 原因・投入のうちの20%に起因する」
というもの。
 
1987年にイタリアの経済学者、パレートにより
発見されています。
 
パレートが、19世紀のイギリスの所得と資産の
分布をしらべたところ、
「わずか20%の人たちが、地域の資産総額の
 80%を所持している」
という事実に気がつきます。
 
過去のデータをみても
外国について同じ調査をしても
同じ結果が得られたのです。
 
著者の刑部さんは、
パレートの法則がファイリングでも
応用できると説いています。
 
つまり、
「集めた情報の20%が
 自分の知的生産の80%に寄与する」
ということです。
 
まだ、難しいですね。
 
ざっくり言うと
「資料の80%は要らない」と
結論づけられます。
 
20%でほぼ事足りるのですから
80%は捨てていいのです。
 
例えるなら、
特集記事を目当てに買った雑誌 ですね。
 
特集記事以外は
読まないですし、
広告などは更に不要です。
 
机の上にあるファイルや
コピーしてきた資料なども
同様です。
 
自分にとって必要な20%を
見極めてしまったら
あとの80%は思い切って処分する。
 
今の時代では、20%部分を
スキャンしてデジタル保存してしまえば
保存の必要すらないかもしれないですね。
 
書斎やオフィスを掃除するときに
資料を持ち帰ってきたときに
この法則を思い出して
その日のうちに整理しておきましょう。
 
スペースも有効活用できますよ。
 
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  資料は少ないと、早く見つかる
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丹羽誠