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【動き続けるのか定住するのか、どっちがいい?】20201129
2020.12.09
リスク管理 ・ コミュニケーション ・ 業務改善
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あ〜ら〜たしい朝が来た?
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誰もが知っているローリングストーンズ。
(おじさんだけ?)
a rolling Stone gathers no moss
(日本語訳 転石苔むさず)
からきているものだと思い込んでいました。
そんな解釈を雑誌か書籍で
読んだ記憶もあるのですね。
しかし調べていくと
2つ勘違いしていたことがありました。
ひとつは、
この諺に由来するものではない ということ。
マディー・ウォーターズの曲「Rollin’ Stone」
なのですね。
この曲の日本語訳などは、こちらに詳しいです。
(しかし、この曲の歌詞は卑猥ですなあ・・・)
このブログにもあるように
転石苔むさず の解釈として
「石が転がり続ける限り、苔なんて付かない」
と苔に悪いイメージとして捉えています。
動き続けることで、本来の自分のままでいられる
というような感じでしょう。
私もそう解釈していたのです。
しかし、本来の意味が逆。
「世の中の流れにあわせて
行動を軽々しく変える人は
結局成功しない」
苔に財産や信頼といったプラスのイメージを
もっているのです。
君が代にある苔もこちらの解釈。
いいイメージがあるのですね。
これほどまで、違った解釈の諺も
珍しいですね。
この諺を次に耳にしたときは
発言者がどちらの意味で使っているのか
こちらが慎重に判断しなければなりません。
このほかにも
「曲のさわり」「うがった見方」「御の字」など
いろいろあるようです。
新しい(あらたしい)が あたらしい に
なったように、
言葉は変化していくものです。
正しいとか間違っているとかではなく
誤用とされていたものが
普及によって正しい用例となっていくのです。
会話の中で、相手の意図を
適切に読み取っていきたいですね。
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あ〜ら〜たしい朝が来た?
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丹羽誠