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【鉄壁のつくりかた】20200915

2020.09.15
営業戦略 ・ リスク管理 ・ コミュニケーション ・ コーチング
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   短い言葉に、練られた構成
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管官房長官が自民党総裁に選出され
次期総理大臣となることが
事実上決定しました。
 
官房長官としての在職は、
2016年から最長記録を更新し、
いままで3214回も首相官邸での記者会見を
こなしてきています。
 
その間 失言をしないことから
「鉄壁」と表現されています。
 
いまのマスメディアは
失言を大きく報道し失脚させることで
自社の存在意義を高めようとする
意図が感じられます。
 
麻生副総理は、漢字を読み間違えただけで
「教養がない」「大臣にふさわしくない」
と世論を誘導されそうになりました。
 
管さんの会見での言葉といえば
「指摘は当たりません」ですね。
 
「●●という批判があるのは承知していますが
 〇〇を□□すべく努力している過程でありますので
 ●●という指摘は当たりません」
 
私はこの答弁が失言をしないコツだったと
考えています。
 
つまり
・批判があることは承知している と
 否定せずに「受けとめ」、
・こちらが改善の努力していることを
 「アピール」し、
・突っ込まれどころの「主観は話さず」、
・さりとて、具体的には「反論せず」、
・しっかり「否定する」
 
よく練られた構成なんですよね。
 
私も言葉を変えながら、
この論法で構成してみようと考えたこともあります。
 
この鉄壁を崩せなかったメディアも
準備不足・勉強不足・ディベート下手な
ところがあります。
 
マスメディアには、失言ではなく
失政をチェックする機能を期待します。
 
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   短い言葉に、練られた構成
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丹羽誠