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【税込経理するときの消費税】20200408

2020.05.06
営業戦略 ・ キャッシュフローコーチ ・ 消費税 ・ 会計処理
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   消費税の処理も資金繰りのひとつ
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会計処理するときに
消費税を込みで計算する方式があります。
 
10,000円のモノを売ったときに
消費税10%1000円を乗せて
11,000円を売上とするやり方です。
 
お客さんからいただいた代金のまま
売上とするので、資金繰りはしやすいです。
 
でも注意点があります。
「消費税を計上しておく」
ということです。
 
少し解説します。
 
5,000円で仕入れたモノを
10,000円で売ったとしましょう。
経費も2,000円かかったとします。
 
税込経理では。
売上 11,000円 
仕入   5,500円 
経費   2,200円
利益   3,300円
ですね。
 
ですが、300円分利益が多く計上されてしまいます。
 
税抜経理にしてみるとわかります。
 
売上  10,000円
仕入    5,000円
経費    2,000円
利益    3,000円
 
 
じゃあ300円はどうするかというと
決算後に支払う税金として
租税公課300円として経費処理することをオススメします。
 
いざ決算になったときに
まとめて消費税を計上すると
期末の月だけ経費が大きくなってしまいますよね。
 
会計ソフトで毎月計算してもいいですし
税理士さんにお願いして
租税公課/未払消費税 という仕訳を
入れてもらってもいいでしょう。
 
損益と資金繰りを一致させるために
ちょっとした工夫を積み重ねていきましょう。
 
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   消費税の処理も資金繰りのひとつ
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丹羽誠