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【Win-Winであればそれでいい?】20190413 毎日更新103日目

2019.04.14
コミュニケーション ・ アサーション ・ コーチング ・ 業務改善 ・ ファシリテーション ・ コラム

ビジネスでも、たまにプライベートでも

耳にする「Win-Win」という言葉に

私は違和感を感じているのです

 

アメリカのスティーブン・R・コヴィー博士

が著したベストセラー「七つの習慣」で

よく知られるようになった言葉です

 

日本語では「相互利益」といえばいいんでしょうか

 

取引をするときに、双方にメリットがある

という意味で使われていますね

 

うまく言えないのですが

取引を持ちかけるときに

「Win-Winだから取引しましょう」と

持ちかけるのは

ホントは自分の都合だけ考えているじゃないかと

疑ってしまいます

 

例えば

バックマージンについて

 

「お客さんを紹介するから

紹介料をいただけませんか?

マージン率は〇〇%でいかがですか?」

 

そこに、こんな感情はないでしょうか

 

「もともと私が紹介しなければ

あなたの取り分はゼロなんだから

私にも取り分があっていいよね」

とか

「マージンをもらえないなら

あなたにはお客さんを紹介しないよ?

他にいくけどいい?

だったらこの条件のんでくださいな」

 

私の考えすぎなのかもしれません

 

しかし、あまりにも

短期的に見返りを求めすぎていないでしょうか

 

よりよい関係を築くときに

すぐに見返りを求めてしまったら

その紹介料をもらうだけの関係なってしまいがちです

 

「情けは人のためならず」といいます

 

クライアントさんのためを思うなら

バックマージンをもらえるもらえないにかかわらず

最も適切な業者さんを紹介する

 

そんな当たり前のことを

できなくなる可能性もありますよね

 

もちろん Win-Winの関係性を否定するつもりはありません

私への戒めとしても

マージンが正義に反していないか、

考える機会をもってほしいのです

 

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丹羽誠