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違った視点で価格を考えてみる②】20190919 毎日更新261日目

2019.09.22
リスク管理 ・ アサーション ・ コーチング ・ キャッシュフローコーチ ・ コラム
3年前に50,000円で買ったテレビが
故障したとします。(保証は無しと仮定)
そのとき、修理費にいくらまでかけれますか?

 

修理費に50,000円かかります と言われれば
新品を買いますよね。
30,000円でも、じゃあ新しいのを検討しようか となります
おそらく10,000円ほどではないでしょうか。

 

修理代はもったいないけど、新品買うよりは
よっぽど経済的だ と思える値段です。

 

先日修理業を営むクライアントさんと
既存の販売価格が安すぎるのではないか
との話になりました。

 

いままでは世間相場や他の商品との
比較で設定していたのだそうです。

 

ここで
2つの視点で考え直してみることになりました。

 

1つめは
「原価との比較」です

 

その商品ひとつ仕上げるために
仕入の単価はわかるけれども
その他消耗品の費用を加え
さらに、付加されるべき人件費を
もう一度見直していきます

 

まだ、推測段階ですが、どうやら
ここでコスト割れしていそうです

 

2つめは
「新品価格との比較」です

 

これが冒頭の考え方。
どのくらいの価格であれば
お客様に快くお支払いいただけるのか です。

 

修理する品物が、家電量販店で売っているものなら
たやすく入れ替えもできるとは思いますが
・先祖伝来のものであったり
・希少価値のあるものや
・所有者の特別な思い入れのあるものであれば
丁寧な仕事をすることによって
お客様のお困りごとを解決してあげられます。

 

企業側の、丁寧な仕事を提供する材料と人件費、
お客様の、大切な所有物を復活させるメリット、
その両方が成り立つ価格を
クライアントさんと一緒に考え抜きます

 

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丹羽誠