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【品揃えは少ない方がいい】20190828 毎日更新239日目
2019.09.01
リスク管理 ・ コーチング ・ 業務改善 ・ 顧客本位の業務運営 ・ コラム
![](https://lifeplan-labo.co.jp/wp/wp-content/uploads/2019/09/2019-08-31-16.25.19.jpg)
写真は、先日訪れた高岡市のスーパー
「フレッシュ佐武」さん
ここの魚や野菜の鮮度は抜群で
近くの料亭や寿司屋さんからも
食材を求めて買いにくると
評判のお店です
そこの昆布売場です
富山は北海道との交易が盛んだったので
生産高は少ないのですが
昆布の消費量が多いのです(全国3位)
これだけ種類が多いと迷ってしまいますね
そこでこんな実験を思い出しました
それは「ジャムの実験」
ーーービジネスジャーナルさんからの引用ーーー
スーパーの入り口近くに、
有名ブランドのジャムの試食コーナーを設けた。
そこでは24種類の試食ができる豊富な品揃えと、
6種類に絞った少ない品揃えの
2パターンを入れ替えて、
試食する人数を測った。
24種類のときには、通行する来店者の
60%が試食に立ち寄った。
逆に6種類のときは
40%にとどまった。
さらには、試食者がジャムを実際に
購入したかどうかまで調べていくと
意外な事実が表れた。
24種類の試食コーナーを利用した人のなかで、
実際に購入した人は3%にとどまる。
しかし、6種類のコーナーで試食をした人の
うちの30%が実際にジャムを購入したのだ。
ーーー引用ここまでーーー
元記事はこちら
https://biz-journal.jp/2015/11/post_12222_2.html
私たちは、多すぎる選択肢を用意されると
かえって選ぶことができなくなって
行動をおこなさなくなってしまいます
これを「決定麻痺」というのだそうです
昆布でなくても、
砂糖が50種類あったら、
ごまドレッシングだけで60種類あったとしたら
選ぶ時間も多すぎるし、
だいいち商品説明を全部読むのも面倒です
しかし、知らず知らずのうちに
「選択肢が多いことがお客様のメリットになる」と
考えてしまいがちですよね
これだけネットで商品があふれているのに
信頼できる人のクチコミが重視されるように
なってきたのも、「決定麻痺」のせいかもしれませんね
あえて、商品やサービスを絞り込んで
お客様に楽に選択していただく
ということも、顧客本意の運営なのです
※フレッシュ佐武さんのお店について
言及しているわけではありません!
みそ・鶏肉・野菜などたくさん買わせて
いただきました(^^)
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キャッシュフローコーチ富山
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丹羽誠