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【消費税8%がふたつある?】20190823 毎日更新234日目
2019.08.27
リスク管理 ・ 注意喚起 ・ 業務改善 ・ キャッシュフローコーチ ・ 消費税 ・ 会計処理 ・ コラム
税務署から消費税についての
パンフレットが送られてきました
全15ページにわたって
軽減税率に対応した経理マニュアルが
記載されているのですが・・・
これ、全部読んで、しかも理解したという方は
ほとんどいないでしょう
15ページのうち半分の8ページが
消費税申告の計算表の解説です
一般の人は見たことも、税理士さんから
解説してもらったこともないでしょう
消費税を申告するのに
これだけ複雑になってしまっては
税理士さんと会計ソフトのチカラを
借りるしかなくなります
消費税の納税だけではなく
税理士さんへの顧問報酬・申告報酬、
会計ソフトの購入費用などなど
ひょっとしたら
消費税の納税額よりも
「申告するための費用」の方が
大きい事業所もでてくるでしょう
それは税のあり方として正しいのでしょうか?
税の仕組みがこうなっているから
複雑になるのは仕方ない
納税は国民の義務なのだから で
すましてしまっていいのでしょうか?
これだけ、AIとフィンテックが進んでいる
ご時世になったのですから
・ソフトはすべてクラウド化して
・税務署へ直接申告ができるようにして
(所得税の申告書のように)
・さらに、税の仕組みも単純化して
いくことで解消できると考えています
写真は「経理・申告ガイド」の一部
8%は2種類あるんだそうです
いまの8%は、国税が6.3% 地方税が1.7%で
これからの軽減税率の8%は、
国税が6.24% 地方税1.76% なんですね
ですから、同じ8%でも区分して経理してくださいと・・・
もはや手計算はおろか、電卓やエクセルでも
集計は不可能のようですね
消費税は身近な税であるがゆえに
わかりやすい申告方法を
考えてもらいたいものです
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