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【自分の刃を研ぐ】20190607 毎日更新158日目
日々の業務に忙殺されてしまって
年月を過ごしているうちに
いつの間にか、
自分が陳腐化していってしまうんじゃないか
という恐怖心にかられることはありませんか?
世の中が進歩していっているのに
自分自身のブラッシュアップが
追いついていっていない とも
感じることがあるでしょう
そんなとき私はこの有名な話
「木こりのジレンマ」を思い出します
ーーー引用ここからーーー
ある木こりが、がんばって木を切っている。
通りがかった旅人がその様子を眺めていたが、
斧を振るう勢いのわりに、なかなか木が切れていない。
見ると木こりの使っている斧がこぼれしているようなので、
旅人は言った。
「斧を研いだほうがいいのでは?」
すると、木こりは言った。
「わかっちゃいるんだけどね、
木を切るのに忙しくて、それどころじゃないよ」
ーーー引用ここまでーーーー
有名な「7つの習慣」でも紹介されていますね
刃こぼれを直したほうがいいことは
木こりも気がついているのですが
その時間をとろうとしない
それは、どのような心理状態からきているのでしょうか?
私自身にも経験がありますので
木こりの気持ちになって考えてみました
・刃を研ぐことで、かえっていまの作業が
もっと遅れてしまうのではないかという懸念
・どのくらいの時間刃を研げばいいかわからない
・どの程度まで刃を研げばいいのかわからない
・刃を研ぐ時間を、さぼっている時間に
とらえられてしまわないかという懸念
・刃を研いだら、もっと大変な作業が
まっているのではないかという懸念
つまり、非効率な作業を続けてしまうのは
不安と心配からきているのです
では、この木こりは不幸なままなのでしょうか
いや私は違うと思います
この木こりは旅人に「指摘してもらった」だけ
まだ幸せなのです
これから木こりは、刃を研ぎ、肉体的な疲れも賤し
もっと大きな仕事を成し遂げていくでしょう
もしかしたら、旅人も研ぐのを
手伝ってくれるかもしれませんし
研ぎ方を知っている人を紹介してくれることでしょう
皆さんにとって
旅人の役割の人はいますか?
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丹羽誠