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【書評:予想と希望を分割せよ/山崎元】 2025/01/04
2025.01.04
営業戦略 ・ リスク管理 ・ 金融リテラシー ・ ファイナンシャル・プランニング ・ 顧客本位の業務運営

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もっと一緒に呑みたかった
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経済評論家の山崎元さんがが2024年1月1日でお亡くなりになり
もう1年が過ぎてしまったのですね。
山崎さんは、FP協会富山支部で2回富山で講演でお招きして
2回ともに会食させていただきました。
この著書の内容にもあるのですが
とにかくお酒が強くていらっしゃる・・・
写真は3次会のショットバーを出たあたり、富山駅前です。
さて、本題です。
「予想と希望を分割すること」
これは、コンサルティング・コーチングの現場でも
私が意識していることです。
我が意を得たり!とタイトルを見て思いました。
以前こんなことがありました。
支援しているクライアントさんの営業会議でのこと。
来期の予算(損益計画)を作成しているときに
どうも、経理部と営業部とで
「見込みの売上」に対するニュアンスが違うのです。
営業部はMAXを100に対して、
「希望的観測」で、見込み売上を90と言っている
経理部は
「現実的な着地点」として見込み売上を捉えている。
実は営業部は、現実的は着地点を85と認識していたのです。
用語の定義がずれていたせいで
予測数値もずれていくことになっていくところでした。
「こうなっていたらいいなあ」
という期待がふくらんだ数字と
「いまの人員と設備では、能力的にあのへんが現実的だ」
という現状分析からくる数字は
はっきりわけておいたほうがいいのです。
いつも私が意識している問題を
はっきり書名で表していただいた師匠の山崎さんに
改めて感謝いたします。
もっと一緒に呑みたかったです(T_T)
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もっと一緒に呑みたかった
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未来のVISIONを現在のACTIONにつないでいく
人生と経営のナビゲーター
キャッシュフローコーチ富山
有限会社ライフプラン研究所
https://lifeplan-labo.co.jp/
丹羽誠