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【炭素はどこに行った?】20201019
2020.10.27
環境保護 ・ 注意喚起 ・ ガーデニング
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きっとまた焚き火は楽しんでしまう
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居酒屋で話すうちに盛り上がって
泊まりがけで焚き火をすることになりました。
海辺の小さなバンガローだけを借りて
横のスペースで波音を聞きながら
夕方5時半から真夜中2時まで語り合いました。
テントを張るでもなく、
豪勢なバーベキューセットがあるでもなく
ただ、焚き火をしたのです。
あ、もちろん、
ビール・ウイスキー・ワインは
持ち寄りましたよ。
それに、炙って食べるだけの肴と。
Amazonで段ボール2箱、
足りないかなと思い、
近所のホームセンターでひと抱えほど
薪を用意しました。
朝、片付けるときに思ったのです。
あれほどあった薪が
ほんのわずかな灰になっていました。
焚き木→炭→灰に変化していくにつれ
体積と重さを失っていきました。
さて、炭素はどこにいったのでしょう?
そう!二酸化炭素として空気の一部と
なって目に見えなくなりました。
つい数時間前まで、ずっしりと重量があったのに。
数人の仲間内の小さな焚き火でさえ、
目に見えて二酸化炭素を増やしてしまいました。
ふだんの石油・石炭・天然ガスを使って
私たちはどれほどの二酸化炭素を
増やしてしまっているのか、と
実感したのです。
あとに残ったのは、
なんともいえない罪悪感・・・
せめて、自分が排出する分の炭素は
緑化運動に協力することによって、
大気から取り戻そう!と決意した朝なのでした。
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きっとまた焚き火は楽しんでしまう
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丹羽誠