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【同じことの繰り返し】20200625
2020.10.12
リスク管理 ・ コーチング ・ 業務改善
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マニュアルを超えたところには何がある?
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コロナ禍で、さまざまな給付金・助成金が
出始めたころにきいた話です。
市役所の窓口担当の方々が疲弊しているとのこと。
特に「特別定額給付金」について。
担当の方々は、
「手続きを説明する」ことに疲れているのではなく
「同じ説明を朝から晩まで延々と繰り返す」
ことに苦痛を感じていたのだそうです。
私も前職の会計事務所のときには
同じことを思った時期がありました。
毎月同じような伝票を入力して
毎年同じような申告書を作成する。
これに付加価値があるのかどうか
と自問自答していたのです。
自分がロボットになったようで
存在意義を疑っていました。
マニュアルなどに従って
社員が同じことを繰り返すことは
経営者にとってみれば、
間違いがなく、流れ作業になりますから
メリットが大きいでしょう。
ですが、
マニュアル以外のことを考えられないように
仕向けているとも言えるでしょう。
「マニュアルに書いていない事態が
発生した場合は、どのように
対処すべきなのか」
がわからない社員になってしまっては
経営としては失敗ですよね。
・なぜそのマニュアルがつくられたのか
・規則がつくられた背景は何か
・例外はどんなことが想定されるのか
きちんと話し合っておくことが
危機が去ったあとの
組織基盤つくりには必要ですね。
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マニュアルを超えたところには何がある?
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丹羽誠