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【一生懸命と一所懸命】20200414

2020.06.01
リスク管理 ・ 注意喚起 ・ コミュニケーション ・ コーチング
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 誰も平安時代の言葉を使っていないんだから
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古い人間なのでしょうか、
一生懸命という言葉を目にしたり
聞いたりするたびに
それは「一所懸命」だろう と
突っ込んでしまうのです。
 
ですが、NHKではすでに
一生懸命を使っているのだそうです。
(NHK放送文化研究所より
 
一生懸命は「一所懸命」の「誤用の定着」に
あたるそうなのです。
 
広辞苑では
「一生懸命」は
【イッショケンメイ(一所懸命)の転。】
 
「一所懸命」は
【①賜った一ヵ所の領地を生命にかけて生活の頼みとすること。
 また、その領地。
 ②物事を命がけですること。】
とあります。
 
誤用の定着とは
「間違った使い方が大勢を占めると、
 それが正しい意味と同じ使い方として
 認められるようになること」
なんですね。
 
一番有名なのは
新しい(あらたしい)。
 
他には 
役不足・(物語などの)さわり・汚名挽回などでしょうか。
 
目くじらたてることなく
そのうち誤用のほうが定着していって
普通に使われて違和感がなくなるまで
少し待つとしましょう。
 
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 誰も平安時代の言葉を使っていないんだから
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丹羽誠