by.tanii

 ☆ファイナンシャル・プランニング report  ☆キャリアカウンセリング report  

2016.11.8 バランスの良い資金計画

ファイナンシャル・プランナーとして、ライフプランに基づいたライフイベントを想定し、中長期の資金計画を立案することが大切だと話をしていますが、近年、気になることがあります。一般的に、人生の三大資金と言われる教育資金と住宅資金、老後資金の中で、ちょっと、住宅資金に無理が生じているのではないか、ということです。住宅の質を求める気持ちはよくわかります。しかし、ちょっとお金をかけすぎではないでしょうか。多くを自己資金で賄うのであれば問題ないのかもしれませんが、それでも、他の資金計画に大きな影響を与えます。ましてや金利が低いからと言って、多額の住宅ローンを組むと毎月の家計を圧迫してしまいます。お子さんの教育資金と自身の老後資金は、待ったなしにやってきます。質の高い住宅に住むことはとても満足度が高まりますが、家の中の「人」はもっと大切です。無理しないで、バランスの良い資金計画やローン計画を立てましょう。



2016.9.14 いい加減な性分

悪い人になってはいけないけど、人は、なかなかいい人にはなれないもの。といって、いい人になるための努力をしているわけではありませんが、十人十色というくらい、人は良きも悪しきも「クセ」がある。まぁ言ってみれば、人間関係は、クセとクセの絡み合いみたいなもので、悪くなるとそれがぶつかり合いになってしまう。日本人はしっかりとぶつからないから、あやふやなまま不満がくすぶるのかもしれないが、私は、その不満をくすぶらせない方が良いと思う。そんなに簡単にできるのか?というと、要はあまり正面から受け止めないことではないですか?たまにはスルーする?あまり真に受けない。「そんないい加減な性分だから、あなたは不真面目なのよ」と、お叱りを受けるのはごもっともだが、人間関係のストレスが増している世の中だからこそ、気持ちよく日々を暮らすには、ハンドルの遊びがもっと必要なのではないでしょうか。


2016.4.22 生涯未婚率

近年は、50歳までの生涯未婚率が男性で20%台、女性が10%台となっている。学生時代に知り合って結婚に至るケースや会社に入ってから社内恋愛でゴールインする場合などが考えられるが、最近は後者が少ないようだ。多くの会社は右肩上がりの給与体系とは言い難いので、男女とも相手の給与が目に見える状態では、先が思いやられてしまうのだろうか。かといって仕事帰りに多くの出会いが生まれる場も少ないのだから、仮に結婚願望が強くとも、出会いが恋愛になり、結婚に至るのは稀ということになってしまう。困ったことだ。やはり、日々の暮しの中で、趣味を伸ばしたり、サークルへ足を運んだり、スポーツで汗をかくなど、社外での積極的な活動が大切ということになる。待っていては出会いは生まれにくい。


2016.3.8 なでしこジャパン

良いチーム状態を長年維持していくのは大変なこと。私は、大の中日ファンだが、落合監督時で評判だった堅守と打撃は、今では影を潜め、逆に投壊で、後半に逆転される試合が増えてしまっている。谷繁監督がチームをこれまでの常勝軍団へと引き上げるのは容易なことではない。一方、佐々木監督は、続投要請を引き受け、リオの切符を掴むべく選手を鼓舞していたが、あえなく予選敗退となってしまった。選手のレベルが下がったわけでもない。意気込みが乏しくなったわけではない。ちょっとしたきっかけやほころびで奈落の底へ突き落される。澤元選手が。「気合いだ!気合い!」を連発しても空回りとなってしまう。何事も人の関わりの中には盛衰があり、出処進退の決断があるが、転ばぬ先の杖ほど難しいことはないと感じている。


2016.2.9 ウォーキングが続いている

寒い時に始めたウォーキングは長続きするという? 飽き性の私にしては珍しく、毎日7000歩から1万歩あるいています。しかしお腹の方は一向にへこみません。中高齢期から特に気を付けないこととして、@運動、A人との交流、B趣味が必要だとのことですが、今のところ何とか二つはクリアしています。足りないのが3つ目の趣味なんです。本を読むことが趣味の分類なら一応クリアしていることにはなりますが、3つ目が大丈夫だと二つ目の「人との交流」がおろそかになるかもしれません。仕事を始めた頃より、お付き合いが面倒くさくなった感があります。事務所にばかりおらず、地元の付き合いだけではなく、これまで交流の少なかったジャンルの人とお会いするよう努力したいと考えています。さてそのジャンルとは?まだ思いつきません。

2016.1.1 「2016年は、ウォーキングを続けます」

新年明けましておめでとうございます。昨年の12月からウォーキングを始めました。かかりつけ医の先生からは、「1月まで続けば二か月歩くことになりますね」と冷やかされました。それくらい長続きしない、ということですね。毎日というわけにはいきませんが、12月は、20日近く、一日「1万歩」歩きました。今日の元日は立山連峰が見える地元の野山を一時間くらい。果たして何ヶ月続くかな?きっかけは、NHKで放送された番組です。認知症を防ぐには、早歩きが良いとのこと。そんなことを考える年頃です。


2015.9.10 平和の尊さを感じています

久しぶりに書きます。今年は、町内会長の任にあり、8月は、草刈りの共同作業や地域の夏祭りと地蔵まつりなどがあり、色々準備が忙しかったです。夏祭りには、子供向けの催しや参加者全員を対象としたビンゴゲームなど、数週間前から打ち合わせを行ったり、買い出しをしたり。今度は、10月4日に開催される住民スポーツ大会の打ち合わせを行い、当日のメンバー集めや終了後の食事会の段取りなどをしなければなりません。秋も深まっていくと、そろそろ一年の後半となり、次期役員の選出となります。年末には、一年の会計報告がありますので、領収書の整理をしっかりと。こうやって一日一日が過ぎていきます。平凡な生活の中で、平和を感謝しなければなりませんね。


2015.7.1 「街歩き」のレポーター

BS放送などでは、女優やタレントが海外の古い町並みを「街歩き」して、レポートしている番組が多くなってきた。正直、「いいなぁ、この女優は。海外に出かける仕事が多くって」など、勝手に羨ましがっていた。しかし、顔は出さないのである。不思議に感じていたら、差し出す手が場面ごとに違うではないか。これはちょっと解せない。結局、海外に出向く人は違っていて、レポーターが番組に名を連ねる「その女優やタレント」なのである。いかにも行っているように。時には名前も呼ばれたりして。「そんなこと良いではないか、楽しい番組なのだから」。しかし、何となく腑に落ちない。だからオヤジは偏屈になっていくんだよなぁ。ごめんなさい。

2015.6.10 特定空き家

日本の総住宅数6,000万戸余りに対して、800万戸を超える空き家が問題になっている。マスコミでは、固定資産税の優遇措置があるから、空き家のままにしておいた方が良いのだ、固定資産税の優遇措置を廃止すべきだ、といった論調が中心になっている。しかし、そもそも土地や建物の住宅税制は、大いに新築に偏り、中古住宅の流通は見向きもされなかった。国の偏った新築優遇税制の結果が、15%もの空き家を放置したことにつながっている。景気浮揚策は、いつもその場しのぎの感がある。

2015.5.12 おしゃべりの反省

「個人情報については一切他言いたしません」と言いながら、個人を特定されない言い回しなら許されるのでは?と自分勝手に思い込み、人の話をついついしゃべってしまうことがある。ほんとに反省しなければならない。白黒の間に灰色の部分があって、白に近い灰色もあれば、黒に近い灰色がある。しかし、いろんな事例を紹介する場合には、本人が特定されない「第三者的・客観的な」形で、限りなく白に近い「個人情報保護の意識」を強く持つ必要があると痛感している。


2015.4.20 地方創生

先月、次女が住む長野へ遊びに行った折、南部の飯田地方にある「下栗の里(日本の里100選)」を訪ねてみた。傾斜度30度を超える斜面に50〜60軒ほどの家が建ち、畑作と林業を中心とした暮しをされているとのこと。30度を超える斜度では、耕耘機にロープが繋がれ、振り子のように右に行ったり、左に行ったり。80歳代と思しき老人が、農作業に精を出されていた。以前、安倍総理が「美しい日本」を連呼されていたことがあったよなぁ。美しい言葉を並べ立てるなら誰でもで・き・る! 私なりに国政を振り返ってみるのですが、どうも、言っていることとやっていることが正反対の事が多いような気がする。「地方創生」が、そうならなければ良いのですが。


2015.3.17 原発の行く末

今日、福井県内の原発3基の廃炉が決定した。原発が日本の経済成長を支えていた頃、ただひたすら私達は、安全神話を信じ込もうとしていたが、私自身、福島第二原発の惨状をみるにつけ、原発からクリーンエネルギーへの転換を切に望むようになった。細川元総理や小泉元総理が、原発ゼロを訴えて衆議院選に立候補された時、正直やや唐突感が否めなかった。しかし、明治から東日本大震災に至る前には、三度の大津波に襲われ、数多くの犠牲者を出しているが、人間の力では、今回の大津波を防ぎきることはできなかった。メルケル独首相が大きく舵を切ったように、日本の指導者も国の行く末を考え、原発依存から脱却できる中長期の将来ビジョンを打ち立てて欲しい。


2015.2.17 宮崎駿監督談話

フランスの政治週刊紙「シャルリー・エブド」の本社銃撃事件をめぐる風刺画問題について、宮崎駿監督が、「異質の文明に対して、崇拝しているものを風刺画の対象にするのは、僕は間違いだと思う。やめた方がいい」と、某ラジオ番組で話された。影響力のある著名人の発言であり、私は、思わず同調の念を強くした。いくら言論の自由とは言え、相手を誹謗・中傷してはいけない。もちろん暴力に訴えた犯罪者を許すことはできない。しかし、行き過ぎた言論の自由が、多くの人を傷つけていることを忘れてはいけない。無防備の多くの一般市民に寄り添ってこその「言論の自由」だと思う。

2015.1.17 ちゃぶ台

数日前、新年早々「ちゃぶ台をひっくり返す」気持ちになってしまった。60歳をいっつか超えたのに、まだまだ修行が足りない。事の発端は、初対面の人が何気なく放った発言(一般的には人を傷つけてしまう)だったのだが、言った本人は気付いていないのだろう。このように、人は平気で人を不快な気持ちにさせてしまうことがある。私もそのようなことがあるかもしれない。気を付けなければ、と心に誓う日になった。後悔するとか、反省するとか、顧みるという言葉は大切だ。他者を想い、謙虚にならなければならない。正直、私は、「反論し説得するとか、人を諭す」といった力は持ち合わせていない。数時間後、私の心にあったわだかまりがす〜と消えていくのを感じた。許せたのかもしれない。

2014.12.19 宗教

今日の日を20日(亡父の月命日)と勘違いし、長めのお経を唱えていたが、読み終えてから、そういえば今日は19日だった、と思わず苦笑い。我が家は、浄土真宗の通称「おひがし(東)」の門徒です。母は、浄土真宗のお西だったと思うので、父と母は、同じ宗教内の結婚ということになる。一方、私の妻は、禅宗の門徒ですが、結婚する時、両家とも宗教について確認し合ったことはなかったように思います。たぶん、仏教という一括りの中で、いくつかの宗派が共存しているような感じなのかもしれない。しかし、日本の国であっても世界の国で合っても、自分の宗教や宗派以外の信仰を持つ人を認めない、といった思想も事実存在する。「慈しむ」、「敬う」、「想う」といった人の心の優しさ、寛大さは、心の奥底にしっかり在り続けていると思うのですが。辛く、悲しい紛争が続いていることに心を痛めています。

2014.11.14 唐突な解散風

国民にとって、「寝耳に水」。いかにも唐突な印象を与えている衆議院の解散風。安倍総理もビックリ?だそうだから、キツネに騙されたような、タヌキに騙されたような。とにかく多くの国民は、今なぜ解散?といった気持ちではないだろうか。国会討論でよく使われる「国民」がなんとか。。。やはり永田町の空気は、地方の空気とは違っています。橋本市長が市長の再選挙をやった時に、税金の無駄使いだといった話が出ましたが、衆議院選挙となると、莫大な税金が使われます。なんでそんなに選挙をやりたがるの?更に圧倒的多数を獲得したいから?この前、大臣に座ったばかりの面々は、わずか数か月でお役御免になるか?でも再任される大臣が多いのかも?国政に対し、そんな違和感を覚える今日この頃です。

2014.10.27 なんとなく、嬉しいですね

今朝、NHKの情報番組「あさイチ」を見ていたら、老後の生活設計に関する内容が放送されていました。コメンテーターは、4人のファイナンシャル・プランナー。女性FPは、竹下さくらさん、畠中雅子さん。男性FPは、藤川太さん、横山光昭さん。ファイナンシャル・プランナーが、情報番組や経済番組のコメンテーターになって久しいですが、全国ネットで活躍されているFPを見ると、なんとなく嬉しいですね。老後資金がテーマでしたが、個々の人生があるように、個々のファイナンシャル・プランニングがあるので、人々の人生設計に、多くの専門家FPがお役に立てたらどれほど嬉しいことか。私は、老後にちょっと足がかかってきましたので、「リタイアメント・プランニングの専門家」としてお役に立ちたいものです。

2014.9.25 特保の威力?

グルコサミンにコンドロイチン、シジミエキスにαリノレン酸。。。足腰の痛みを和らげたい。内臓をいたわりたい。そんな思いから、いつしか健康食品が食後のデザートになってしまった。さて、効用はいかに?? どうも、効いているのか、効いていないのか、判定不能である。知人の話では、長く続けると効果があるみたいだ。日々の摂取によって、○○の効用が、すこ〜しづつ、うす〜く、そしてなが〜く、効いてくるのか。さて、効いていると思えば効いているし、効いていないと思えば効いていない。う〜ん、何だかよくわからないが、只今、食前には、αリノレン酸で有名な「エゴマ」をムシャムシャ食している私である。

2014.8.4 後ろ姿は「波平さん」

自分では見えない後頭部。妻がさりげなく「波平さん」みたいだと。気持ちは20代と変わらないのだが、それなりの風貌になってきた。でも、格好つける必要はない。仕事や地域、家庭生活で、自分の役割は徐々に変わってきた。私の生き方は、役割の変遷に身をゆだね、波に揺られるように「ゆらり、ゆらり」と。日和見のように見えるかもしれないが、舳先は目指す方向へと向けているつもりだ。私は、「決して悪あがきはしない」というのが信条だ。

2014.7.2 人は心に悲しみを持っている

私は、50歳代になってから、家族や親族の問題について、相談を受けたり、考えたりする機会が増えてきた。「人は皆、お互いの立場によって争うけれど、相手の心に悲しみがあることを知っているかどうかで大きな違いが生まれる」。とある小説の一節である。人は、自分の立場によって自己主張をする。相手の立場を慮っているようで、大半は自分の価値観によって、相手を判断したり、場合によっては論破しようと試みる。何が必要か。何が足りないと問題を起こしやすいのか。色々考えてみた。一つ思い当たることがある。それは、慈しみの心を持つことではないだろうか。

2014.6.14 人生は引き算と足し算

今朝、「花子とアン」を見ていたら、花子のおじいさんが亡くなったことで、花子は、「人生は引き算なんだね」と両親に話すシーンがあった。「う〜ん、ちょっと引き算ばかりじゃ寂しいな」と感じていたら、妻が、引き算もあれば足し算もあるよ、とのたまうではないか。う〜ん、結婚40年近く経ったが、賢妻?だったのかしら。結局、朝市が花子に、「好きだ」と言えずじまいだった。ワンシーンに涙しながら、叱られるのを承知で書きました。

2014.5.15 防犯の意識を高めよう

田舎では(田舎でも?)、農機具やタイヤなどの盗難が相次いでいる。治安が悪くなったのではないだろうか。山間地域では、冬用の薪がごっそり盗まれることもある。薪ストーブがブームになっていることが要因ともいえる。犯罪グループが、盗品をネットで販売し、購入者はそれが盗品とは知らずに買う。マネーロンダリングと似通った面がある。農機具などは、ばらして、部品で海外に送ったりするそうだ。しっかり鍵をかけるとともに、見回りも必要になってくる。打つ手なしではいけない。派出所に被害届を出したが、仮に盗品らしきものが見つかったとしても、のらりくらりを尋問を交わせば、犯罪を実証することは難しいと言われた。自分の身や自分の地域は、自分達で守らなければならない。寂しい世の中になったものだ。

2014.4.24 地域の暮らしが変わっていく

いやぁ、最近困っています。20軒余りで作った地域の集落営農組合。今年が16年目となりますが、我が家を含め、若手の担い手が不足しており、維持するのに四苦八苦しています。私たちは、既に中高年の域に入ってきましたので、病気で無理ができない人、骨折した人、捻挫した人などが複数名出てきました。腰が痛い、膝が痛い、と日々口癖のように言っていましたが、リタイアどころか、60歳代前半の者が中心にならざるを得なくなりました。頑張るしかないっぺ。国が支援してきた農事法人や集落営農は、担い手不足で途方に暮れていますが、これを打破するには、斬新な発想が必要です。それは地域に住む若者か?それとも地域以外の人の刺激か?きっとこのような閉塞感を打破するのは、地域以外の新風なのではないか、と考えています。

2014.3.6 ロシアの南下政策

吉村昭著の「大黒屋光太夫」を読んでいる。江戸時代、破船、漂流し、カムチャッカ半島にたどり着き、オホーツク、ヤクーツク、イルクーツクを経て、ペテルブルクへ向かう行程まで読み終えた。ロシアは凍らない海を求め続けている。凍土の大地では、作物が取れず、大河を遡上するサケなどの魚も、通年を通じて食卓に並ぶわけではない。欧米の主張を無視して、黒海に面したクリミア半島を死守する姿勢は、幾百年続くロシアの国策なのかもしれない。江戸時代中期に、何人もの日本人が漂流し、(日本との交易を夢みる)ロシアの南下政策によって、帰国の想いを絶たれ、日本語教師として、果てた人々(交易が叶えば必要となるロシアの人材育成)。戦後、シベリアに抑留された日本人と重なる思いがする。私の義父も、7年、シベリアでの強制労働を強いられた。無事、帰国し、我が妻が生まれたわけだが、時代に翻弄される人々の想いを垣間見るような気がする。

2014.2.12 プレ視察

中山間地の地域役員として、長野の山間地へ出向いてみた。500軒の地域に暮らす人々の人口は1000名。単純に計算すると、1軒平均が2人ということになる。地域では、小学校へ通う子供が二人しかおらず、スクールバスでは費用がかかるので、民間タクシーで送迎しているという。これは長野の山間地だけの話ではない。離島を含め、国土の7割を占める中山間地の人口が急減している。当然、産業も衰退しているだろう。その地域の人と交わした言葉が印象的だった。「守る」だけの意識では衰退は避けられない。「地域が多様な人を受け入れる」度量が必要だ。農業法人化にしろ、新規就農にしろ、新産業の受け入れにしろ、「産・学・官」が協力して知恵を出していかなかればならない。

2014.1.6 還暦旅行の想い出

二週間の長旅を終え、1月3日に帰ってきました。いろいろハプニング?がありました。鳴門大橋を通り、渦潮を見ようと思ったら、大潮と干潮の丁度真ん中で、渦はほとんど見えません。そろそろ疲れる5日目では、4時頃にビジネスホテルに入り、ちょっと横になったら、「火事です!火事です!」の館内アナウンス。びっくりし、指示された非常口を開けようにも、まったく開かず(壊さないといけないそうです)。結局、お爺さんが通路の非常ボタンを部屋のボタンと間違えて?押したとのことでした。翌日、佐多岬からフェリーで九州に渡りましたが、暖かい?と思った九州は、氷点下の寒さ。阿蘇を縦断するルートを選んだために圧雪でノロノロ運転。選んだ家族的?な宿では、風呂に入ろうとしたら、経営者の家族が既に数人入っており(小学生の娘さんが二人居るとか聞いてましたが)、宿泊客の私はしばらく入れません。ようやく風呂から出た模様だったので、脱衣場に入ったところ、娘さん?の下着が散乱。あちゃーと苦笑い。。。まだまだ書ききれませんが、いろいろハプニングがあった還暦旅行ですが、二週間の長旅を無事終えました。

2013.12.10 還暦旅行

今年の年末は、長旅を計画している。長女の夫は、長崎の島原市出身なので、実家にお住まいのご両親に会いに行こうと思う。なんと13泊14日で企画してみた。まずは、神戸が一泊目、鳴門海峡を渡り、二泊目が高松市。本場の讃岐うどんを食べてみたい。それから道後温泉に出向き、翌日は、シーボルトの娘「イネ」が滞在した宇和島へ寄ってみようと思う。それから八幡浜市へ。一泊した後、四国の西岸・伊方原発より西にあるフェリー乗り場から大分へ向かう。湯布院で一泊した後、温泉地で有名な黒川温泉に浸りたい。その後、いろいろ考えたが、天草四郎時貞が眠る天草諸島に渡り、南島原へフェリーで行こう。島原で、お父さん、お母さんと焼酎を飲み交わした後、有田や伊万里の焼き物を見に行く。これは買わないように気を付けたい?! 年末は博多で過ごし、お雑煮は丸もち? 元旦に広島へ走り、宮島を遠目に見てみよう(正月三が日はとにかく混むらしい)。で、翌日は、京都の二条城のすぐ前のペンションを予約してみた。二条城で琴の調べなぞ聴けるかもしれない。さて、なんとか、翌日は、富山へ無事にたどり着きたい。ちょっと遅くなったが、夫婦の還暦旅行である。言われ続けて30年。実は、新婚旅行に行っていないのです。

2013.11.11 母の日記

部屋を片付けていたら、母の三年日記があった。日記は、家族といえども読むものではないと思うが、今年、七回忌を終え、ふと気づいたら、祥月命日が近付いている。3行ほどでその日の天候などを綴ったものだ。母が懐かしく、傍に居るように感じられ、ついついページをめくってしまった。母は50歳代後半から手術を繰り返し、入院生活も長かったが、自宅療養中は、子供の世話やら半身不随の夫の世話、農作業に明け暮れていた。最後は、くも膜下出血であっけなく逝ってしまったが、母との想い出が蘇る。心残りと言えば、夏の風物詩である花火大会をもう一度見せてあげたかった。

2013.10.4 一票の格差は違憲?
先般、パソコンを入れ替えた。vista購入後6年経過し、検索速度が遅くなり、そろそろ寿命かな、とウィンドウズ8を購入。すると、ネットワークプリンター(コピー機兼用)が使えなくなってしまった。メーカーではウィンドウズ7までの対応はしているが、ウィンドウズ8は対応できない、という。仕方がないので、別途プリンターを購入。その時の家電メーカーの対応に満足したので、一筆。つまり、どのような目的でプリンターを購入したいのか、使用目的を確認され、使用頻度はどの程度なのか、それによって、インクの消耗度が違うので、あまり使わないのであれば、このメーカーのプリンター、そこそこ使うのであれば、このメーカーのプリンター、といった具合に、ランニングコストを考え、商品を提示された。当たり前のことかもしれないが、最後に接続するケーブルを買い求めようとしたところ、プリンターのケーブルは、規格が一緒なので、ひょっとしたら古いものをお持ちかもしれませんよ、一度確認され、必要だったらまた来ていただけますか。事務所に戻って、探したところ、言われる通り、「あった」のだ。顧客満足と囲い込みと一言で言うが、このような対応をされると、また来ようと思う。実は、8月末にパソコンを買いに行ったのだが、お急ぎでなかったら、ウィンドウズのバージョンアップの前の9月中が買い時ですよ、と言われ、現金単価としては、2万円ほど安く購入した経緯があった。

2013.9.10 一票の格差は違憲?

人口の増減を主な原因として、一票の重みに軽重が生じ、格差が生じているという指摘がある。しかし田舎に暮らす人間にとって、国政自体が、人口の多い地域だけの論法で進められることには違和感がある。日常は大都市で暮らし、週末は田舎に出かけてリフレッシュする。そんな都合の良い話はこれからも通用するだろうか。田舎が荒れれば、都市部の存続も危ぶまれる。いわゆる自然災害のリスクが増大するからである。昨今の豪雨被害は、異常気象が原因との説がもっぱらだが、本来、治山・治水は、中山間地域の維持・保全がなくては成り立たない。

2013.8.20 中山間農地の管理は国防

おけら牧場(福井)の山崎洋子さんの講演を聞き、目からウロコの部分がありました。ヨーロッパの各国は国境が地続きで、国境などの辺境地の農地が耕作放棄になると、いつのまにか隣国から耕作者が現れたりして、国境線を侵されてしまうことがあるとのことです。そういえば、北海道の山林を中国人が買っているとか、今の尖閣問題、竹島問題も人が住んでいないから、といった原因があると思います。昨日、中山間地農地を管理する集落協定の県大会が開かれ、気持ちを新たにした次第です。農地保全は、治山治水と共に、国防でもあるということを肝に銘じましょう。

2013.7.19 高橋まゆみ人形館

先日、長野県飯山市の「高橋まゆみ人形館」に行ってきました。飯山市街地には、仏壇屋さんが10軒以上も並んでいます。えっ、仏壇ってそんなに売れるの?と不思議な光景です。お寺も20近くあるんですよ。それも100m間隔くらいで。その中にひっそり建っている「人形館」。しかし、休日とあって、全国から来館されていました。ほんと、ほのぼのする人形です。是非、一度行ってみて下さいね。ほっこりしますから。

<長生きの秘訣?(再掲載)>長野県が男女とも長寿日本一になった。塩分控えめ(味噌汁一日一杯運動)と、自分で管理できる範囲の<田畑での農作業>、そして地域社会との<多少!?の関わり>が長寿の秘訣という。私の感では、「元気もりもりの疲れ知らずの人」よりは、「一病息災の人」の方が、体に気を付けて暮らしているので、長生きされるのではないか、と思っている。もう一つ、実感としては(これはあまりお勧めできないが。。)、協調性のある人よりは、我が道を歩いて、あまり人の意見を聞かない方が、長生きできるようなのだ(6.13)。。

2013.6.18 空き缶のポイ捨て

道路沿いの田の畔草を刈っていると、毎年、空き缶のポイ捨てに悩まされる。山を歩くと、山菜採りなのか、ビールの空き缶まである始末。そういえば、最近、たばこのポイ捨てはあまり見なくなったが、自然に還らないゴミのポイ捨ては後を絶たない。車を運転中、飲んだジュース缶を窓からポイ。山を歩いていて、クーラーボックスからビール缶をグイ、そしてポイ。各々、職場や地域、家庭で、それなりの立場の人だと思うが、公衆道徳が置き去りにされているようだ。ホント、時々悲しい気分になる。

2013.5.27 雨を予知するヘビさん

学生時代や新婚時のアパート暮らしは計10年あったが、生まれた時からの田舎暮らし。朝から蒸し暑い今日は、ヘビが道路に横たわっていた。運転中のトラックを急ハンドルを切りながら、なんとかヘビを回避した。ヘビが道路に寝そべったように横たわっていると、一両日には必ず雨が降る。富山は、2週間くらい雨が降っていないが、ヘビさんの予知は確かなものだ。ヘビ年の私が言っているのだから、間違いなし。動植物には、人にはわからない「自然現象への感知能力」がある。

<農業所得倍増計画A(再掲載)>「個々の農家の所得を倍増するというのではなく、農業生産を倍増するというのが今回の発言の主旨である」。誰も個々の農家の所得が倍増するとは思ってもいないが、選挙対策の紛らわしい表現をするるのは止めてほしい。安倍総理のリップサービスもほどほどに。他国にはない、日本の地に適した農産物を生産し、輸出するのが農業部門の国策とだ思う(5.31)。

<農業所得倍増計画@(再掲載)>池田勇人の所得倍増計画を真似て、安倍総理が「農業所得倍増計画なるものをぶち上げた。中山間地で農業を営む者として、首をかしげざるを得ない。個人や農事法人では、これまでも大規模化が進められてきた。娘の婿殿は、松本市で30haを請け負っている。大規模経営は、適地(主に平野部)が限られているが、充分に経営として成り立っている。問題は、中小零細農家である。中小零細農家は、平野部と山間地域に分けられる。この平野部を、仕切り直しで果たして集約化できるか。もう一つは、中山間地の離農をどう考え、どう対処するか。個人の考えだけではどうにもならない。日本の農地の大半を占める中山間地域に対し、六次産業化なる幻だけでは所得倍増計画などあり得ない(5.22)。

<商機の変遷(再掲載)>極めて交通量の多い、国道沿いの銀行に立ち寄った。その支店には、約10年前からコンビニが併設されており、新設された当時は、斬新なイメージだった。今はやりの軽食コーナーが設けられており、パンなどを買って軽く飲食したものだ。繁盛店になると、だれもが思っただろう。それが昨日、白いシートがかぶせられているではないか。10年ひと昔とはいえ、商機の移り変わりにあぜんとする思いだ。決して古いビジネスモデルではない。多くのコンビニが、今、入れたてコーヒーやスイート、軽食などをコンビニの一角で「飲んだり食べたりできるように」コーナー併設に取り組もうとしている。やってみて、結果はどうなるか。その都度、「今後の商機がありやなきや」を判断していく時代なのだろう。

2013.4.22 気質、性格、遺伝子

同じような環境に育っても、気質や性格は異なる。遺伝子がいろいろ影響しているのだろうか?と、素朴な疑問を持ち、「気質、性格、遺伝子」に関する研究書を読んでみた。一卵性の双子と二卵生双子の研究から、遺伝子の影響について様々な研究が進んでいる。ざっくりとした話、子供の頃は、環境がより影響し、大人になると遺伝子の影響が色濃く出てくるという。一卵性の双子は、育てられた環境が異なっていても、気質や性格などがよく似ているという。二卵生の双子は、同じように育てても、気質や性格がずいぶん異なるケースが多い。私は、子供の頃、とてもシャイな性格だった。育った環境は、両親ともに仕事へ出かけ、祖母に育てられた俗に言う「おばあちゃん子」。20歳代から30歳代前半まで続いていたように思う。ところが、今は、ずいぶんとあっけらかんとした大雑把な性格になっている。近所のおじいさんやおばあさんに声をかけたり、店員に話しかけてみて、ひょっとして知り合いかも?といった線を辿ろうとしてしまう。いよいよ遺伝子の影響が色濃く出てきたのかなぁ。

<情報編集力(再掲)>リクルート出身で、東京都初の民間人校長となった経歴を持つ藤原和博氏。氏の発言から、「情報処理力を持つだけでは年収増は望めず、情報編集力を持たないと所得が伸びない世の中になってくる」と言う言葉が印象に残った。今は400万円から600万円の所得分布であっても、近い将来、200万円から800万円くらいの幅のある所得分布になってくる、という指摘である。「情報編集力」とは、@コミュニケーションする力、Aロジックする力、Bシミュレーションする力、Cロールプレイングする力、Dプレゼンテーションする力を指す。

2013.3.15 通信会社の電話勧誘

朝一番で、某通信会社から電話があり、携帯電話への通話料が半額になるという。5〜6年前に電話回線でお世話になったが、今、通信機器の改良が進み、半額サービスが可能になったという。5〜6年前?そんな記憶はありませんが。。。悪徳業者ではないようだが、どうも新たな通信機器を購入させる目的のようだ。着信履歴をみると、大阪の電話番号であるから、5〜6年前に大阪の業者などに頼んだ覚えはない。午後、改めて電話しますから、通話料の明細書を手元に出しておいてください、とのことであるが、君子危うきに近寄らず、である。

2013.2.13 北陸地方の気象予報

長年の疑問がようやく解決??気象庁の天気予報では、北陸地方に暴風雪といった警戒を呼び掛けることがある。しかし、富山や石川、福井では暴風雪ではなく穏やかな一日を過ごす場合がある。予報が大幅に狂ったのかな?と早合点するが、地域的には、新潟県が暴風雪となっていることがある。新潟管区気象台という、いわゆる北陸の気象を予報する地方中枢の気象台があり、富山・石川・福井に加え、新潟県を統括しているのだという。まぎらわしいように感じるが、そういえば、小学生の時、北陸地方と言えば、新潟を加えた四県だと習ったような気がする。 記憶違いかな? なにせ、小学校の試験の答案で、【問題】植物の葉を成長させる理由の一つを挙げなさい。 【解答】水をちょこやる。 【先生の採点】五重丸?

2013.1.29 お客様は、お父さん?

昨日、電機店で買い物をしていたところ、20歳代の店員からアプローチされた折、「お父さんは、○○の、こういった機能をご存知ですか?」と声をかけられた。う〜ん、お客様にお父さんは有り??一方、私の容姿は、どういったってもうお父さんなのか、とあきらめムードも心のどこかに。。。30年前の私は、あなたと同年代だったんだけど。。。でも、気分は6:4で、悪い方に偏りました。ま、おじいさんと言われなかったのを良しとしなければならないかな???

2012.12.25<本物はすごい(再掲)>昨日、飛騨・高山へ出かけた折、NHKの番組で取り上げていたパン屋さんに立ち寄った。店名は、フランス語のトラン・ブルー。ブルートレインの意味だという。驚いたのは、小さなお店の前の駐車ペースに、二人の交通誘導員が立っていたことだ。いつもこんなに混んでいるんですか?と問いかけたら、今日は少ないほうです、と返ってきた。私は、米党なので、日頃、あまりパンは食べない。しかし、食べてみると、ほっぺたが落ちるくらい美味しかった。その前日は、弊社の家主さんと立ち話をしていたら、大根を頂いた。これをサラダにすると、甘くてとっても美味しかった。やはり本物は違う。そう感じた一日だった。

2012.12.12<スマホ席巻(再掲)>指先をひょ〜い、ひょい。 昨晩、飲み会が終わった後、JRに乗ったところ、周りの人の多くは、スマホの画面を見つめ、手慣れたように指先を操っていた。少し前までは折り畳み式携帯が主流だったと思うが、移り変わりの早さに驚くばかりだ。妻に、到着時間をメールしようと、我が携帯を取り出してはみたが、時代遅れ?的な感があり、気恥ずかしさを覚えるほどだった。でも、私にスマホは要らないよなぁ。今はそんな気がしているが、必要になる日がくるのかも?。

2012.12.4 公職に関する初めての疑問

今回の衆議院選挙のスタートに際し、府知事や県知事や市長が党の代表になって全国を駆け巡るという。あれー、府知事や県知事・市長といったら多忙な毎日を送られているのでは?庶民の素朴な疑問が湧いてくる。他の府知事や県知事・市町村長にとっては迷惑千万なのでは?兼務でも勤まる仕事なの?そんなことないはずだと思うが。。。一方、国会議員だった人は、一人一党のごとく、主義主張をぶつけ合う。民主主義とは、こうだったけ?また、親子は、当然、価値観や主義主張も違う。でも、親という字は、「立木を見る」と書くんだったよね。子の足を引っ張らなくても良いと思うのだが。。。庶民の素朴な気持ちです。

2012.12.3 暮らしと価値観の変遷 ちょっとびっくりされるかもしれないが、我が家は、延べ坪100坪ほどある古民家(昭和28年建築)。古民家と呼ぶとノスタルジックな香りが漂うが、秋から冬にかけては、とにかく寒い。戦後は、集落単位の公民館など少なく、数件の家を持ち回りで集落単位の会合(寄り合いと言っていた)を行った名残りである。今、家族はその三分の一くらいしか使っておらず、なんとも不経済な話である。時代とともに暮らしが変わり、価値観も変化する。皆、先々を見据えて暮らしを設計するわけだが、よく考え、相談して、物ごとを進める必要があるなぁと感じている。

2012.11.14 人の受け止め方は様々です

弊社社員への電話にて。「いやーすみません。研修に出かけておりまして」。。電話された人にしてみると、不在なのかどうか?それだけ確認したかったんですね。「ただいま、○○は不在です」、と言ったら良かった。このように、親切に答えたようで、人の受け止め方によっては、親切に聞こえないことってあるもんです。また、質問の主旨や相手が望む相談の進め方といった概念をしっかり把握して対応した方が良い、ということもわかりました。例えば、人によって、突っ込んだ質問についてのみ解答を得たい時、電話では話をしたが、初めて会うわけなので、まずは自分を知ってもらう、相談の進め方を最初にしっかり言う、個人情報の漏えいはしない旨、お伝えする、といった手順を踏もうとしたら、そんなことはどうでもよい、早く結論を言って欲しい、と言われたことがあります。聞きたいことを早く知りたいというストレートな気持ちですね。ただ、自分が基本と考えるスタンス(標準的な対応)は大切です。基本は大事ですから。

2012.11.14<セルモーター(10.23)再掲載>自宅から30qほど離れた病院へ見舞いに行った帰り、駐車場に停めた車のエンジンをかけるもぷすんとも言わない。これはバッテリーか?20分後、再度、かけるとブルーン。ようやく家にたどり着いたが、その後、移動しようにもさっぱり。これはロードサービスか?いつも車検・点検を頼んでいるディーラーか?翌日、ディーラーに電話をかけると、自宅まで取りに行くのは無理です!!はぁ。。。20年以上、半年点検、一年点検、車検とお世話になったのに。。。やはりロードサービスか? しかし、強力な助っ人が現れた。自宅から100m離れた家族経営の修理屋さん。原因はセルモーターとわかり、数日後は快適にエンジンが始動した。どの世界(業界)にも、街のお医者さんは必要だなぁ。

2012.11.5<天然○○>妻の姉が、初夏に70歳で亡くなった。難病を患い、頭髪が抜け落ちたが、治療の甲斐あって、ようやく日常を取り戻した矢先だった。しかし、すい臓がんであっけなく逝ってしまった。四十九日の時に、遺族が、頭髪が薄くなった私に、髪が生え出す残った薬剤を4チューブ形見分けしてくれた。以来4ヶ月、毎朝、毎夜しっかり降りかけてみたが、頭髪はそのままである。娘いわく、「天然○○には効かないと思うよ」。それはそれで良いとして、毎日、お世話になった義姉を思い出す良い薬である。

2012.10.15 超高齢化社会における様々な課題

先日、97歳のおばあさんの葬儀に参列した。ご長男は81歳であるから、16歳の子ということになる。私の母も、長女は18歳の子であるから、昭和初期までは、早く結婚されたものだなあと思う。97年の労苦はいかばかりか、と推察する。若い頃は、体が丈夫ではなかったそうだが、精進のたまもので、長生きされた。おじいさんが亡くなった時には、不動産の相続などはご長男を中心に円滑にされたと思うが、超高齢化が進むと、病気や介護、認知症の問題など、財産の管理や移転がスムーズにいかなくなることが想定される。今後の大きな課題だと思う。

2012.10.3 憂歌団(再掲)

ブルースバンド「憂歌団」のドラマ―島田和夫さんが急死されたという。30年ぶりに聞く、懐かしいバンド名。島田さんのドラムもすごかったが、リードギターの内田勘太郎さんのギターテクニックは、ライブで身近に聞くと、しびれるほどだった。ちょっとネットで調べたら、4人のメンバーは、昭和28年生まれの同級生ではないか。1970年発足後、4人のメンバーは変わらず。98年休止までメンバー不動。。幾多、苦難はあったと思うけど、「本物」だったなぁ。

2012.9.18 本物の風格

私は、休みの日になると、ケーブルテレビで放送されている「時代劇専門チャンネル」を見ている。地上波での「水戸黄門」が終わり、今では、あまり新作は作られていないだろう。よく、一度観たドラマが流れている。しかし、鬼平犯科帳は、何度見ても飽きない。中村吉右衛門演ずる「鬼平」は、演ずる人が「本物」であればこそ、ひと言ひと言のセリフが心に浸みてくる。「人は良いことをしているようで、ちょっとだけ悪いこともする。悪いことをしているようで、ちょっとだけ良いこともする」。世の中に、本物と感じ取れるものが少なくなった昨今、役者として、人として、人間国宝「中村吉右衛門」は、「本物」の風格を漂わせている。

2012.8.24 半農半X(塩見直樹さん提唱)的な生き方

私は、農家の生まれ。父は専業農家だった。水田の他に、畑があり山がある。父は稲を作り、山に植林をし、時には伐採し、生計を立てていた。今から思えば、畑は苦手?だったようだ。ところが、高度経済成長期に、地域挙げて山を削り、広大な畑(ダムから水を揚げて将来は田にしようと考え?)を造った。その土地改良事業費の返済に20年余。今、畑は、近隣の専業農家に無償で貸している。現在の私は、水田を1.8ヘクタール、畑は自家菜園で、「半農」の暮らしをしている。もうひとつは、弊社の仕事。ファイナンシャル・プランニングを天職と考え、15年余、今も試行錯誤しているが、やりがいを感じている。さて、京都・綾部市在住の塩見直樹さんが1990年代後半に提唱した「半農半X」。最近、耳にして、新鮮な気持ちになった。

2012.8.1 六次産業化の取り組み

若い頃は、田舎の「こてこて」の付き合いが好きではなかった。休みの日は、自分や家族の自由な時間が欲しい、と思った。20〜30年前、私の住んでいる田舎では、卓球大会やソフトボール大会、バレーボール大会、そして演劇祭など、毎月のように行事をやっていたように思う。ところが、今では、近所付き合いが浅くなっている。そこで、今春から、私が世話役の中心になって、山菜栽培を始めることにした。近所のお母さん達が主役で、男性が補助するスタイルだ。近所付き合いが浅くなってくると、人は寂しさを感じるようになる。先日は8名にて、山からぜんまいを掘ってきた。畑二枚に植え付けを実施。3〜5年計画で、六次産業化を目指している。

2012.7.10 我が道を行く!?

我が道を行く!? 長生きの秘訣はこれかも? 良きも悪しきも、人の言うことを聞かず? たまには癇癪を起して他人を叱ったり。そんな暮らしをしていると、あまりストレスをため込まないようだ。実は、知人を通じて、90歳代の5〜6名の暮らしを聞いてみると、意気軒昂というか、なかなかつわもの揃いである。@高齢を考慮し、息子夫婦がトイレに近い一部屋を増築したところ、「そんな部屋には入らん」と入室を拒否。絶対入らないという。A自宅周辺の雑草地に草刈り機を持って、ギューン!95歳にして、道路作業員顔負けである。B97歳の夫が60歳代のお嫁さんに連れられて、95歳の妻を見舞ったところ、「この浮気者!」と一喝され、這々の体で自宅へ帰ったとか。う〜ん、きかん気こそ、長生きの秘訣のようだ。

2012.6.13 <市は県を恐れ、県は国を恐れる>

「行政は、縦割りの組織だなぁ」とつくづく感じている。税金を使う様々な行事や仕事は、例えば補助金をもらうための申請があり、それを窓口である市町村が審査し、企業や団体、地域住民などが実行する。実行すると県の検査が入り、場合によっては国の検査が入る。税金が適正に使われているか審査するためだ。行政は、上下関係がはっきりしている。腑に落ちないのは、お金を使うから申請するのではなく、お金を使ったから申請する仕組みが多いことだ。いわゆる国や県で決めたことを、決められたように、地域住民などが実施した場合、そのお金は、使う予定だから支払われるわけではなく、「決められたように、適性に使ったからお金を下さい」と申請して支払われる仕組みになっている。解せないのは、使ったそのお金はどこから捻出するのか?ということだ。代表者が手出しする? 私は、約500万円程の国の予算を使う、某地域の世話役を務めているが、行政のシステムは民間人ではとても理解できない。

2012.5.22 <手を離せ、心を離すな>

先月、NHKのラジオ放送にて、名言なるものをリスナーから投稿されていた。成人した子を持つ親として、<手を離せ、心を離すな>の名言は、こころに響く。私の親の世代(戦前、戦後、高度経済成長期)、私の世代(高度経済成長期、バブル崩壊、デフレ期)、子の世代(デフレ期、経済成熟・グローバル競争、正規雇用と非正規雇用の所得二分化)は、生き方や価値観が異なる。親の忠言は、<迷言>になりやすい。心を離さず見守るしかないなあ、とつぶやいている。

2012.4.24 ミニマム・アクセス 77万トン

最近、オーストラリア産米や中国産米を使う外食チェーン店が増えているという。最低限輸入義務であるミニマム・アクセス「77万トン」の範囲内ではあるのだが。。。日本のコメの生産量は770万トン位だから、10%は輸入米だ。店頭販売では、日本産米より、20〜30%程度は割安な外国産米。NHKの特集番組ではオーストラリアでの稲作風景を流していた。なんと広大!安いはずである。日本の棚田風景は、稲作の美学ともいうべきか。生産費や収量で太刀打ちできない。でも考えてみれば、牛丼280円のチェーン店があれば、「そばランチ」1800円もある。経営的には、両方成り立つのだ。守りの姿勢だけではだめだということだろう。石川県の「神子原米(みこはらまい)は、ローマ法王に献上したことから、高値取引で品不足という。

2012.3.22 人の成長と役割の変化

私が小さい頃、おばあちゃん子だった。父母は仕事に出かけていたので、祖母が着物を縫う傍ら、まとわりつくように室内で遊んでいた。川遊びや虫取りは、そんなにしなかった。近所のガキ大将にいじめられたこともある。いじめられると、おばあちゃんに言いつけた。怒ったおばあちゃんが近所に文句を言いにいったそうだ。なんとはずかしい!!そんな私は、今、地域におけるいくつかの世話人として、地域の活性化に取り組んでいる。子供時代から青年期。青年期から成年期へと、人の成長とともに、人生の役割も変化している。

2012.2.24 親は過去を思い、子は未来を想う

親の言うことをよく聞く子は、聞きわけの良い子である!?親は子の将来を案じ、やたら子におせっかいを焼く。実は、それが子にとってわずらわしい。一方、親の背中を見て、それを手本に育つ子もいる。子の育ち方は様々だ。要は子の自立を見守ることが肝要だが、なかなかそうはいかない。親は、将来よりも過去の人生経験が長い。一方、子は、過去の人生経験は短いが、将来は長い。親の発言は、圧倒的に、過去の経験から発せられる場合が多いが、それは親が生きてきた年代(時代)で培ったものだからだ。子にとっては、貴重な体験や意見ではあるが、参考程度にしかならない場合も多い。子は、今の年代(時代)に生きているのであり、未来を想えば、多様な選択肢が生まれてくる。成人すれば、子に任せておけば良いのだ(。。。と自分に言い聞かせている)。

2012.1.24 人生の後先(あとさき)〜私が常に感じていること〜

「物事を順序立てて考える」とか「筋道を立てて考える」ことはとても大切なことだと思う。しかし、ついつい、「事を運ぶには順序がある」ことをおろそかにしてしまう場合がある。「急(せ)いてはことをし損ずる」が如く、急いてしまうわけだ。そうすると、どこかでひずみが出る。ひずみが出て、困れば、立ち止まって己を見つめ直すことが肝要。つまり、人生の軌道修正をする必要がある。抽象的な言い回しかもしれないが、事の進め方を逆にしてしまうと、「無理な進め方をしている」ということがわかるまで、人生のハプニングに出くわすはめになる。

2012.1.10 「まいどはや」バス

街なかのにぎわい創出を目的として、富山市ではコミュニティバス「まいどはや」が運行されている。中心市街地の周回コースだから、結構便利なんだと思う。料金も100円だ。こちらは鰍ワちづくりとやまが、富山地方鉄道のバスを利用して運行している。一方、富山市内の観光ルートをめぐる富山市定期観光バスは、富山市観光協会が企画している。こちらも富山地方鉄道のバスを利用している。料金は、観光客向けなのかちょっと割高で2,500円だ。観光地や物産店を回るからかもしれない。ここで疑問なのは、企画しているところが別々である点と、わざわざ、まいどはや用に新車両を購入されているような点。富山地方鉄道のバスを新車両にしていく際、その時々に「民間会社が運営する公共交通機関」へ助成する形で良かったように思うのだが。。。市民にとって、しくみと背景がちょっとわかりにくい。

2011.12.14 我が家の飼い犬「はな」

2010年にコラム大賞を受賞した我が家の飼い犬「はな」が逝った。数ヶ月前に、用水に落ちてからというものめっきり弱くなっていた。おむつをはかせたり、食べ物を口に運んだり、水を含ませたりして、一時回復したかに思えた。17歳の老犬は天寿をまっとうしたのかもしれない。我が妻と一緒に、仏壇前にてお経を読んだ。禅宗の妻が浄土真宗の家に嫁ぎ、多少宗派の違うお教を読むというのは、日本ならではの風習なのかもしれない。翌朝、家近くの朝日が当たる山際に穴を掘った。「はな」は、永遠の眠りについた。

2011.11.17 家族の形

1960年以降の高度経済成長期に、政府は、夫婦と子供二人の世帯を標準モデル世帯とし、様々な家族政策を実施した。しかし、2000年に入るとこの標準世帯?は減少し、国立社会保障・人口問題研究所の調査では、2005年に29.9%となり、30%を切っている。一方、単独(一人)世帯は29.5%、夫婦のみの世帯が19.6%、一人親と子からなる世帯が8.4%であり、家族の形が多様化していることがうかがえる。また生涯未婚率は、2010年の国勢調査に基づくと、男性で19.4%、女性が9.8%となっている。家族の形や人の暮らしが多様化しているということは、当然、価値観も多様化しており、その上で他者理解をする必要がある。

2011.10.25 「世間」は日本特有?

先日、堀田力氏の講演を聞き、ふと、「世間」について考えた。堀田氏は、東京から地方に移住したが、移住後、25年間、神輿を担がせてもらえなかったという。「世間」に入れてもらうまで25年間かかったのだ。人によって、世間とは集落単位のこともあれば、町や村、市といった地方単位などそれぞれ異なる。丁度、阿部謹也氏の著作「日本人の歴史意識〜世間という視角から〜」を読んでいたこともあり、「世間」は狭いものだなあ、と改めて感じた。なお、欧米には、「世間」という概念はないそうだ。そういえば、こんな歌が流行ったことがありました。「さみ〜しさに負けた〜 いえ世間に負けた〜」

2011.10.2 千円からお預かりします

チェーン店などに見られた接客用語で、「よろしかったですか〜」は、最近あまり聞かなくなったような気がする。なんとなく聞いていると、「よろしいですか」に代わっていませんか?反面、「千円からお預かりします」の「から」は健在なようだ。「千円お預かりします」で良いと思うのだが。チェーン化した小売店で全国的によく使われているようだが、「恵方巻き」のように、一地域の風習をむりやり全国版にしてしまうような「行き過ぎ」が感じられる。JR駅前の風景も数十年で一変してしまった。どこの駅前も似た看板が目立つようになり、どの地方にやってきたのかわからなくなるくらいだ。

2011.9.30 61.5歳

先日、私が講師を務めていた某セミナーにて、終了後、ふと見たアンケート用紙に、男性 61.5歳と書かれていた。思わず吹き出してしまった。きっと、4月生まれなんだろう?? このような茶目っけのある人は、幾つになっても、童のような気持ちを忘れずに人生を送っておられるのではないだろうか。爽やかな風が、ふっと心を吹き抜けたような気持ちになった。

2011.9.20 立食パーティ

私は、どうも立食パーティが苦手だ。「食べる」、「飲む」、「しゃべる」を立ったまま同時進行で行わなければならないからだ。「食べる」に意識を取られ過ぎると、「しゃべる」に支障が出てくる。「しゃべる」に過ぎると、しゃべる相手の時間(相手の、次の人との時間)を気にするようになる。「飲む」ことが好きな私にとって、おいしく飲むには、適度に食べながら、しゃべりながら、時間の経つのを忘れるようなひと時が好きだ。司会者は、「この機会に多くの方と名刺交換を行ってください。多くの方とお知り合いになってください。」と言っていたが、名刺交換だけをした相手と、ビジネスとして、人として、長く付き合うことができるのだろうか?不思議に思うことがある。その後、知人と二人で飲みにいったが、時間の経つのを忘れて語り合ったのは言うまでもない。

2011.8.30 澄みきった川

きれいに澄み切った冷たい川に、魚は「岩魚」くらいしか生息できないが、多少濁りのある川には、様々な種類の魚が生息している。人間社会もそんな面がある。。。最近、人生の先輩からそんな言葉を聞いた。そうだなあ、と納得できる反面、濁り過ぎると、他の魚が見えないくらい自分勝手な振る舞いをするかもしれない、と不安がよぎる。思春期から青年期、矛盾した大人社会に反感を抱いたことを思い出した。自浄能力も発揮していかないといけない。

2011.8.23 人の気質

最近、人の気質について考えることがある。とあるブログを読んでいたら、「気質とは、性格を作る以前の、刺激に対する反応の仕方」なのだという。活動的・意欲的だが思い込みも激しい@胆汁質。明るいが結構落ち着きがない@多血質。話すより聞く方が好きで、感情の変化が少ないB粘液質。手先が器用で感受性が強いが自己肯定感は少ないC憂鬱質に分けられるという。さて、自分はいずれに当てはまるかなあ?

2011.7.27 交通量調査

今月は、至るところで交通量調査が行われている。数十年前の学生時代には、よくこのアルバイトをしたものだ。今は結構、ご年配が座っていらっしゃる。ピラミッド型の人口構成からビアダル型へ、そして今は、ナイス・ボディビルダー型だ。筋骨隆々の肩幅の部分が、ご年配方の人口構成だ。少子高齢化を嘆くばかりではいけない。年代毎にみんな頑張っている。

2011.7.8 信念と根回し

信念を持つことは大切です。管総理は、自分の信念に基づき、原発のストレステストを実施し、安全確認を徹底した後、原発の再稼働に向けて協議すると官界閣僚に指示したという。担当大臣は混乱の責任をとって、辞任する見込みであるという。家族に例えれば、総理は父で、官房長官が母、担当大臣は第一子、閣僚は第ニ子、第三子、総理経験者はおじいさん・おばあさんといったところだ。家族の大切な決めごとは、お父さんとお母さんが話し合う。進路については子供を交え、たまにはおじいさん・おばあさんの意見も聞いた方が良い。専制君主的な父親は、家族関係がぎくしゃくするのは必定だ。

2011.6.13 効率化できない、もどかしさ

私の地元は、住民2000人足らずの小さな山村集落だ。数年前に、耐震基準を満たすべく小学校と中学校が一つになって合同校舎が新築された。実は、私の小学校時代(今から40年以上前)は、小中合同校舎だった。同一校舎内を横切る中学生を見るだけで圧倒されたのを覚えている。その後、生徒数が増え、小学校と中学校が別々に建てられた。しかし、今は一学年の生徒数が10名前後だという。一方、5キロほど離れた町には、同じように一学年の生徒数が10名余の小学校があり、7〜8年前に新築された。こちらは、中学生になったら少し遠方の中学校へ通うことになっている。少子高齢化は20年位前から予想されていた。にもかかわらず、小学校は統合されなかった。それぞれ何億円もの税金を使って建てられているが、少なくとも一学年・数十人程度で、競い合い、そして生涯の友を作っていける環境作りをする必要があったのではないだろうか。行政手腕はそのような時こそ発揮してもらいたい。複式学級では少し寂しいなあ。

2011.5.12 多様な価値観

私は、中山間地に住んでいるので、春先の「この時期」になると、山菜を求めて、多くの域外の人が訪れる。集落や山道への入り口には、「地域外の人、山菜とるべからず(地主)」の看板が立てられている。看板業者にわざわざ作ってもらっている。しかしそれをものともせず、多くの人が訪れる。中には、業者など、自宅で食べる以外に商売にしているケースもある。地域の人達は、この時期、喧々諤々である。山林や畑、田んぼの畦など、所有者(地主)がいるからだ。私も地主の立場からすると腹が立つ。一方、取る側からすると、田んぼや畑の畔などは、所有者がいないと考えているのかもしれない。手入れがなされていない山林は、所有者がいないように見える。しかし、通常は、畑や田の上2m位は下の土地の所有で、その上は、上の土地の所有であるケースが多い。つまり、いずれも私有地なのだから無断で入ってはいけない、ということになる。登記上も、ほとんど空白なく所有者が割り振られている。

2011.4.23 タヌキの出没・2011年

春になり、我が家の近くにタヌキが出没するようになった。数日前も2〜3匹がたむろしているではないか。腹が減ってうろつきまわっているのだろう。今年2月に、京都の丹波地方に出かけた折、畑や田んぼに有刺鉄線が張り巡らされているのを見た。殆どの農地に(とても広範囲だった)。イノシシの被害を防ぐためだという。野生動物は有害鳥獣ではないのだけど、人の営みに侵入してくる。共存・共栄はなかなか難しい。畑地を耕しながら、今年のタヌキとの戦いに思いを巡らせている。

2011.3.25 実力者

プロ野球ファンとして、4/12セ・パ同時開幕が決まったことに安どしている。パリーグが4/12に延期したにもかかわらず、セリーグは、当初、3/25に開幕を強行しようとした。渡辺恒夫巨人軍会長の「鶴の一声」があった。実力者は、以前、日本相撲協会の横綱審議委員長だった。一方、3/24に東京都知事選の立候補が締め切られ、石原都知事が、多選・高齢批判をものともせず立候補された。一時は、松沢神奈川県知事に後継を指名していたにも関わらず、である。実力者は、他者を寄せつけない。天下り廃止というけれども、世間には、「長」を勤めあげた実力者が、他の組織や団体の「長」に収まるケースが多い。「○○を救うには自分しかいない」との自負があるのだろう。また、「担ぎあげた方が都合が良い」との思惑もある。一方、「晩節を汚さず」、「人間、引き際が大事」との格言がある。大きな国家から小さな地域に至るまで、組織を束ねる「実力者」の引き際は難しい。

2011.3.7 公的機関の役割

ピーター・ドラッガーの「マネジメント」には、公的機関のマネジメントに関する記載が多い。公的機関は、民業をバックアップする役割を担っていると考えるが、国政を筆頭に足を引っ張る場面が増えてきた。荒波にも関わらず、船長室にこもったまま、夜を徹して内輪もめをしている。戦後の復興で、取りあえず大きくした船だから、沈没しないとでも考えているのだろうか。船長や機関長、通信士など、日本を代表する優秀な人達だ。グローバル化した今、国内から海外に拠点を移す企業が増えているが、それもうなずける。昨日、NHKの特集番組で、太平洋戦争開戦時のリーダー達のいわゆる「リーダーシップ」が問題になっていた。与野党、地域政党、群雄割拠の今、リセットして再スタートを切らざるを得ないだろう。

2011.2.15 内閣支持率、世論調査の怪

今日の日本経済新聞の誌面には、内閣支持率のニュースがない。NHKでは、毎月、RDDという方式で1000人ほどに内閣支持率などの電話聞き取り調査を行った結果を報道している。昨日(14日)夜7時のニュースでは5分程度も流されたくらいだ。正直、1000人ほどの調査について時間をかけて報道する意味があるのだろうか、と疑問に思う。今月、読売や毎日、朝日など、新聞社は調査を行っているのだろうか?調査の日程が異なるのかもしれないが、不思議に感じたのは、政局の動向によっては、マスコミ各社が一斉に、政権を末期的に報道するケースがあるということだ。今回は、ニュース性がなかったのかもしれない。中立・客観的という言葉ほど難しいものはないが、マスコミ各社は、社会に与える影響を考慮して、「中立性・客観性」を意識しながら報道番組や誌面を作ってほしいと念じている。

2011.1.25 野生動物は有害鳥獣?

三島市のラッキー君が、逃走後、無事捕獲されたとのことだった。保護されているからエサには困らないようだが、一方、多くの野生動物は、エサ不足から人里に出没している。クマの出没は全国ニュースになっているが、タヌキやイノシシなどは、中山間地の農家が栽培している野菜や果実を食い荒らしている。有害?鳥獣なんだろうか。私の子ども時代にはあまりお目にかからなかった。正直、昭和40年代から50年代にかけての乱開発が影響していると思う。我が家の山林は、山頂から○○開拓という名のもとに畑に切り開かれた。父の生前の話しでは、山林の境界がわからなくなるだろうから、畑にしておけば良いとの意見で開発したのだという。そういえば、我が家のある富山市山田地区では、1月に入り、自家用車とカモシカとの衝突事故が3件もあるという。また、県内では、親熊が射殺されたことから、子熊が冬眠できなくてさまよっているという話しを聞いた。人が悪さをしているのではないだろうか。

2011.1.11 報道の事実と真実

阿久根市の出直し選挙が実施されているが、新人候補がわずかにリードし、現職が追っているという。専決処分を繰り返し、議会制民主主義を否定するような横暴卑劣な市長のように報道されていたが、実態は、報道が必ずしも真実とは言えないようだ。でなければ、拮抗した選挙戦になるはずがないと思う。少なくとも半数近くの市民は、今も現市長を支持しているようなのだ。以前から、新聞やテレビ報道が必ずしも中立的とは言えないと感じていた。もちろん、自分だって、中立的とは言い切れないことがある。紙面によって、キャスターによって、社の判断や個人の判断が微妙に加わる。要は、そのような社会や自身を認識し、極力、偏った判断をしないよう気をつけることだ。実際はどうなんだろう?と問い直してみることが大切だ。問い直して、わからない時は、「これが真実だ」と決めつけてはいけない。

2010.12.29 個性的

十人十色というけれど、人は個性豊かだ。中には、個性的な人を「あの人、変ってる」という言い方すらある。「あの地区出身の人だから変ってる」なんて極端な言い方もある。もともと何を尺度に言っているのかよくわからなかったが、結局のところ自分を尺度にしているのだなあ、と思うようになった。自分はまともだと常日頃思っているが、他人の物差しから見れば、結構、変っているのかもしれない。個性には、プラス要素があればマイナス要素もある。プラス要素は、自分をより良き道へ導けるだろうし、他者をリードすることができるかもしれない。一方、マイナス要素は、自分自身を負の連鎖へ落とし込むかもしれないし、他者を巻き込む恐れだってある。そう考えると、マイナス要素をいかに中和するかによって、人の個性のプラス要素の面を際立たせることができるのではないだろうか。大切なのは、社会にもまれることだ。そして、プラス要素を引き出せるよう「個性豊かな」人生を歩んでいけば良い。

2010.12.7 八階おもちゃ売り場でございま〜す

最近、やたら語尾を伸ばす接客に遭遇するが、私は、間延びした受け答えに違和感を感じている。ラーメン一杯注文しても、ご注文の品は以上でよろしかったですか〜、と言われると、あのね〜と言いたくなる。「ありがとうございます」も、「ありがとうございま〜す」になると、「九階催し物会場でございま〜〜す」という感じで、トコロテンがのどに引っかかるようだ。先般、コンビニで「あざーす」を聞いた。ビシッといかないかな、ビシッと。

2010.11.18 迷惑メール

ただ削除するだけなら、迷惑メールも慣れてきてはいたが、最近は、「いつもお世話になっています」から始まる差出人が個人名から始まる迷惑メールや、「蛍光ペンで色を塗るだけで毎日1万円稼げる」だとか、「携帯からメールを送るだけで毎月5万円」など、そんなことがあるはずもない儲け話を一方的に送ってくる迷惑メールが増えてきた。そして、「国の認定する仕事」であったり、「国が公認する合法的な仕事」なんだそうです。そんな儲け話があるんだったら、誰にも言わず、こっそり自分でやったらいいのに!と。。そんな、誰にでもわかりそうな詐欺商法ではあるが、なんとヒット率は、0.1%前後の確率であるらしい。世の中、だます人、だまされる人、不平等な感は否めないが、生涯、絶対、だます人になどならず、だまされる人にもなりたくはない。そんな思いを強くして、また今日も迷惑メールを削除した。

2010.10.25 コンパクトシティ

先日、大田弘子元経済財政担当大臣の講演を聞いていたところ、我が町「富山市」のコンパクトシティが話題に上っていた。高松市丸亀町商店街の取り組みとは異なり、所有と利用が多様化していないのだという。つまり土地の所有者がその土地にお店を建て、商売を営む、という従来型の商店街構成では、市民の来店が増えず、活性化が不十分なのだという。よくウナギの寝床とかドジョウの寝床と言われる「間口が狭くて、奥行きが長い」細長い店舗では、市民は入りにくく、一度入ったら何か買い物をしないと出にくい雰囲気がある。それを、広い間口にして、中には、隣同士だった店舗が幾店舗か入り、回遊型のお店にすると来店が増えるという仕組みだ。早速、丸亀町商店街のホームページを覗いてみた。しかし、壱番街西館・東館という4階建ての複合型店舗のビル以外は、従来型の店舗が多い。商店街の活性化は、幾度となく話し合われただろうが、商店街全域にはそう簡単に広がらない。しかし、「利用者や市民の視点で考えなければ、ビジネスの発展はない」という指摘には多いに納得した。

2010.9.30 スタンドプレー?

民主党の細野前幹事長が極秘に中国入りし、中国要人と会談したという。そういえば、数週間前には、鳩山前首相が、政府特使としてロシアを訪問した。個人的に訪問した人と政府特使で訪問した人と立場は大きく変わるが、いずれもお国のためになっているのか甚だ疑問だ。外交は、自国が他国へ与える様々なメッセージの上に成り立つので、個人対個人の信頼関係の上で国の判断が大きく動くことは稀だろう。日米間がぎくしゃくした関係もあり、その間に中露が接近しているという。中露で日本に対する共同宣言を出そうという向きもあるようだが、所詮、隣同士は仲が悪い。隣同士の仲の悪さはそうたやすく解消されない。国の外交といえども、押したり、引いたり、時には直接的な表現を避けてオブラートに包んだり、怒って見せたりしながら、相手が警戒するように仕向けていく必要があるだろう。国内の勢力争いをしている時ではないのだ。

2010.9.1 おしずかに〜

お盆前の墓掃除での出来事を思い出した。近所のおばあさんが墓掃除を終え、私の横を通り過ぎる時に発した挨拶、「おしずかに〜」。初めて聞いた奥ゆかしくも心遣い溢れる言葉使い。小さな声だった。「昔の人は、このように挨拶していたんだ!」とびっくりするとともに、一世代前の人々の暮らしを垣間見るような気がした。いろいろ諍いもあっただろうが、地域の暮らしの中では、他人を思いやりながら暮らしていたんだろうなあ。民主党の代表選がスタートした。人は一人では暮らしていけない。地域や会社、組織だって同じこと。オレが、オレが!では、裸の王様同然だ。

2010.7.29 文句を言う人、思いやる人

仕事や日常生活において、その人の性分がよく表れる場面がある。例えば、金融機関での送金手続きの場面で、「どうしてこんなに時間がかかっているんだ。もっと早くならないんか!」と文句を言う人。いくつかの業者が関わる仕事の場面では、「あなたのところの業務は、無駄な手続きが多すぎる。あんたの裁量でもっと簡単にできるだろう!」と決まりごとの簡略化を求める人。会合が行われている場面では、「あんまり真面目に考え過ぎんでもいいだろう?」と茶化してみせる人。しかし、場が白けそうになっても、さりげなく日常会話を続けて、その場を円滑に進める人がいる。きっと、人への思いやりがこもっているんだろう。それも「さりげなく」である。最近、そんな20歳代の人に接する機会があった。きっと、仕事や生活面での満足感や達成感が高いんじゃないかな。人の性分といえども、人生は、考え方一つで「陽・陰」どちらにも転ぶ。

2010.7.1 本音の建前、表と裏

「本音と建前」、「表と裏」といえば、「不誠実」な響きがあったり、「負」や「陰」のイメージがつきまとう。実は、職場や友人同士で賭けマージャンをやった経験がある人、高校野球の出場校を競馬の枠にあてはめて賭けごとをやった経験のある人は、建前として違法行為と知りつつ、本音は少額ならお目こぼしがあると思っている。しかし相撲界の野球とばくは違う。一つは立場がある。また、程度がある。暴力団の資金源になっていることぐらい、「本音と建前」を知り、上手に使い分けている?庶民感覚の人なら薄々はわかるだろう。しかし、「本音と建前」が、「時と場所によって異なることがある」、ということを許せない人もいる。本音を出し過ぎる人がいる。建前を言い過ぎる人もいる。とかく人の世は、この使い分けが難しい。ただ言ってはいけない時があるし、やってはならないことがあることぐらい常識としてわきまえておくべきだと思う。

2010.6.4 責任の取り方

日本振興銀行が4ヶ月の行政処分(一部業務停止命令)を受けた。会長の木村剛氏は、赤字決算の責任もあり、5月の取締役会で解任された。また、自身がHP上で掲載しているコラムを無期限停止すると発表した。木村氏は富山県出身(県出身者だと馴染みがわくし、肩入れしたくなる)であり、「投資戦略の発想法」という著書でも知られる金融コンサルタントだ。東大卒、日銀出身であり、金融庁顧問(通称竹中チーム)を務めた金融のプロだ。日本振興銀行設立に関わった後、親族企業に対する不明瞭な融資疑惑など、ゴタゴタ続きだったようだ。しかし、責任の取り方は素早い。民主党の管直人氏に、「しばらく静かにしていてほしい」と言われなければ静かにできない?小沢一郎氏などとは違うようだ。福島大臣を罷免した鳩山首相は、まさか自身が辞任に追い込まれるとは思わなかったろう。民主党の議員総会で、鳩山代表から辞職勧告された小林千代美議員は、行方がわからないそうだ。責任の取り方によって、真にその人を知ることができる。 

2010.5.12 犬とたぬき

昨日の早朝、我が家の飼い犬(ハナ)が、自分の犬舎をたぬきに寝取られてしまった。なんと不覚。たぬきが犬舎に入ったきり、犬が吠えようが噛みつこうが、出てこない。犬舎を傾けて出そうとするが、出てこない。しかたなしに犬舎もろともひっくり返したら、底が抜けて、たぬきがぽっこり出てきたので仰天。我が家のハナちゃんは、20mほどのロープがあるので、犬舎から出て、ミニ散歩ができるようになっている。犬舎から出ていたら、いつの間にかたぬきが入ってしまったんだろうか。棒でつついたら、なんとか犬舎から離れていったが、実は、今朝も犬舎の周りをうろうろしていた。たぬき腹というか太っ腹というか、ずいぶん図太い性分だ。これくらい図太くないと世の中渡れない?そんな気がする今日この頃。

追伸:このコラムを書いた日、帰宅したところ、なんと玄関マットにたぬきが寝そべっているではないか!追い払ったところ、のそのそ玄関を出て行った。そして、夜11時頃、またしても我が家のハナちゃんが犬舎から出ている隙に、犬舎に入り込んでしまっている。たぬきに怒りが爆発するのと同じくらい、ハナちゃんにあきれ返ってしまった。哀れ、顔が傷だらけに。

2010.4.2 それにしても

若林元農相の採決ボタン代理押し事件では、青木前参院議員会長が採決時に不在だった理由については、詳しく述べられていない。国会の仕組みはよくわからないが、そもそも採決時には、出席議員の確認と議場封鎖などを行って、厳粛に行われるものではないのだろうか?ひょっとして、まだ日本には議会制民主主義が根づいていないのではないかと一抹の不安を感じる。若林元農相は、東大卒のエリート官僚で、30年近く国会議員であり、7月の参議院選ではご子息が立候補されるという。国会議員は、東大卒の有能な人が多く、そして、これまで世襲も多く行われてきた。頭脳明晰だと思うのだが。。。鳩山総理も東大卒。時の人、亀井大臣も東大卒。官の肥大化で金融システムが歪むぐらいわかりそうなものだが。。。7月の参議院選挙では、一体どの党を支持すれば良いのかわからなくなった。無党派層が増えている理由がわかります。

2010.3.5 高遠 菜穂子さんを突き動かすもの

先日、NHKのクローズアップ現代で、久しぶりに高遠菜穂子さんの近況を知った。人質解放事件の時は、世間から非難ごうごうで、居場所を失うくらいの喪失感で一杯だったと思う。当時のマスコミ報道は、自己責任の大合唱のもと、人格を否定するくらい、大きく一方向に振れきっていた。隣国のヨルダンを拠点に、現在もイラク支援活動を継続しているという。一体、彼女を突き動かすものは何だろう。私は、彼女に敬服するばかりである。私たちは、異なる価値観を受け入れる度量が狭い。是非を客観的に論ずる力が乏しい。ややもすればマスコミ報道に流されてしまう。自己責任の概念とは、自分で考える力や判断する力を身に付けることだと思う。他者の意見に流されない自分の判断基準を持つことは大切なことだ。

2010.2.3 照る日・曇る日

経済的にも精神的にも、コンスタントに安定した生活を送るということは、なかなか難しいものだ。誰しも照る日・曇る日がある。照る日は我が世の春を迎えた気分に浸れる。何をやってもうまくいきそうな気がして幸せが倍加する。しかし、必ずと言ってよいほど曇る日が来る。曇る日は、気分が淀む。将来不安が増幅する。つい最近まで、このような時の対処法をよく考えたものだ。しかし、考え過ぎると、土つぼにハマったように這い上がれなくなる。それじゃどうすれば良いかというと、一つの対処法として、なにも考えずじっとやり過ごす手立てがある。ずいぶん無責任な言い方かもしれないが、これがずいぶんと効果がある。人間には生体リズム(バイオリズム)がある。困った時、不安に思った時、「まじめに」やり過ごすことで、また元の自分に戻ってくる。要は、無理に自分をコントロールしようとしないことだ。人生の後半に差し掛かって、ようやくそのような気分になってきた。

2010.1.15 2010年の幕開け

年末に風邪を引き、大晦日の紅白歌合戦の時間帯は病院の夜間外来へ行く羽目になりました。年末年始の大雪も重なり、今年は、文字通り、寝正月でした。友人にその旨、話したところ、紅白歌合戦など十年来見たことがないとの弁。確かに最高視聴率が40%台ですので、半分以上の人は見ていないんですね。そう考えると、私は、実に平凡な人間です。さて、1月も中旬になりましたが、私にとっては遅まきながら2010年の幕開けです。ところで、年初に自問したのは、「自分は変われるのか?」ということです。性格的に比較的温厚(?)で、争いごとを好みません。12月に、けんかになりそうな事柄(土地の境界の主張)を吹っ掛けられたことがありました。しかし、直観的に、言い合うことを避けてしまいました。しっかり、自分の判断や意見を言うべきだったのに、話をそらしたりして、ぶつかり合うのを避けてしまいます。これは、私の性分ですが、果たして変われるか?と自問したところ、「そんなに簡単には変われない、自分はこのスタイルで生きてきたんだよな」という心の中の返事が返ってきます。人生も後半に差し掛かりますが、生きざまにブレが生じないようにしていきたいものです。

2009.12.30 夢は願い続ければ叶えられる

2009年、中央競馬で総合リーディングジョッキーになった内田博幸選手が、読売新聞の取材を受けた時の言葉です。地方競馬の大井競馬時代も、年間524勝の年間最多勝を記録した、名実ともに日本を代表する競馬騎手です。この言葉を聞いて、ふと、「自分は、今、夢を抱いているのかな?」と自問しました。1997年3月に開業した当初、手作りで会社のホームページを立ち上げ、そのトップに、「小さな夢、大きな夢、膨らむ夢を確かなものに」と記載しました。「自分の信じた道をまい進する」という夢は叶えられましたが、13年経った今、「あなたの夢は何ですか?」と問いかけられたら、即座に思い浮かばない自分がいます。来年は、新たな夢を抱く年にしたいものです。夢を持ち続ける「気の若さ」を取り戻す必要がありそうです。

2009.12.15 カティンの森

ショッキングな映画でした。地方では配給されないので、東京への出張の折、岩波ホールで見てきました。重い、重い映画です。ポーランド軍将校が次々と銃殺されていくラストシーンは、私たちに何を訴えているのか。歴史が歪められ、正当化されていく過程の中で、真実を叫び続けることの大切さ、難しさがひしひしと伝わってきました。もし、自分が、その歴史に居合わせたなら、きっと正義や真実から逃げてしまうかもしれない、自分の愚かさを自問自答した場にもなりました。そして、地下鉄・上野駅では、線路への投身自殺があり、警察による検証が行われていました。人命の大切さ、尊さを改めて感じさせる日となりました。

2009.11.11 韓国語での合唱

11月8日(日)に富山市主催の国際交流フェスティバルが開かれ、韓国語を習っている受講生と一緒に、約30名で、3曲を熱唱しました。なんと、男性は、私と小学生の男の子(参加者のお子さん)だけ。男性が一人減り、二人減り。だんだん、居心地が悪くなってきたので、途中、やめようかな、とも考えましたが、最後までチャレンジ。全員、韓国の衣装に着替えなければならなかったんですが、女性が着替えている部屋に入るわけにもいかず、あっちへうろうろ、こっちへうろうろ。おかげで、いろんなブースを回ることができました。今回は、女性のパワーと柔軟性に感心しました。男性は、若いうちは柔軟性がありますが、年齢を重ねるとともに、新しいものにチャレンジする力が失せるようです。各ブースでは、役職のある高齢男性か、若い男性、女性は、結構、年代の幅がありました。60歳代の女性がリオのカーニバルみたいに舞台で踊っていらしたのは圧巻でした。

2009.10.6 人生、山あり、谷あり

「人生、山あり、谷あり」とは良く言いますが、若い時は、40歳代や50歳代になったら、けっこう悟り?をひらいていて(不惑の年とか四十にして惑わずとも言いますね)、あまり悩むことなどないように考えていました。しかし、自分がその年代に入ってみて、正直言って、「人生は、一生、悩み深きものだ」と考えるようになりました。こんなことを口走ると、妻から「年寄りくさい!」とか、「若さが足りない!」と言われるんですが、少し落ち着いて考えても、「向こう見ずでも頑張る」とか、「常にモチベーションを上げ続ける」といったバリバリの世代ではないように思います。良く言うと、「これからの人生を落ち着いて考える年代」とも言えます。真に人の役立つことを考えながら、社会に貢献できる年代に差し掛かったんです。超高齢化時代にあって、高齢者をいたわり、若者との世代間ギャップがあるとはいえ、多様な価値観を理解し、生きる喜びと前へ突き進む原動力を与える、という大きな使命がある年代とも言うべきでしょうか。

2009.9.10 人の気質

富山弁で「やちやち」という言葉があります。インターネットで検索しても出てきませんが、せっかちな気質のことを指します。一方、「おっとり」というと標準語です。「やちやち」な気質と「おっとり」の気質を比べると、おっとりの気質の方が良い印象を与えますが、世の中、「おっとり」の人だけではうまくいかないようです。なぜかというと、おっとり気質の人が気付かないことを、やちやちタイプは、かんかんになって(これも富山弁で、沸騰しそうに一生懸命になるという意味です)、指摘したりします。そうすると、おっとりの人は、しばらくしてから、「そういえば、そんなことも必要なんだな」とか、納得することが生まれます。一方、やちやちタイプは、しゃべった後、後悔することがあります。じっくり考えもせず、早とちりも含めて、しゃべってしまったことを反省するわけです。世の中、人の気質は様々ですが、硬軟織り交ぜた人の関わり方が大切だと思います。

2009.8.6 街頭演説

昨日、衆院選への立候補予定者の一人が街頭演説を行っていた。車を運転中、たまたま赤信号で停止していたおり、話の中身が耳に入ってきた。某政党は、600百兆円を超える厚生年金の積立金を無駄使いしたという。厚生年金の積立金は、現在120兆円くらいなんだけど?と素朴な疑問を感じた。厚生年金の制度が始まって以来、600百兆円を無駄使いしたというのだろうか?具体的な根拠があるのか、ないのか、よくわからない数字が、立候補予定者の口から出てくる。率直にいって、危ないな〜と感じた。ひょっとして適当なことをしゃべっているのでは?と疑いたくなる。数値を出す以上、根拠が必要だ。他党や他の候補者を非難するばかりが選挙のやりかたではない。国民生活に影響を与える政治家は、やはり有識者でなければならない。もし政権が逆転したら、一度、民営化した郵便局を、また官営に戻すんだろうか?今のところ、某政党のマニュフェストだが、どうもJRを国鉄に戻すような感覚を覚える。

2009.7.13 国政の混乱と市民生活

どうも今週中に麻生総理が衆院解散に踏み切るようです(その後のニュースで来週?)。一市民として客観的に考えてみれば、自公政権にとって逆風の選挙になるでしょう。浮動票の多くは、政治に無関心なのではなく、政治家と距離を置きながら、国の行く末を冷静に見ているのだと思います。都議選の結果は、「ちょっと不安だけど、一度民主党に任せてみれば?」という考えが多勢を占めた結果だと感じています。この流れで国政選挙をやれば、おそらく自公政権が過半数を占めることは無理でしょう。国政の混乱は、市民生活に悪い影響を与えます。国政選挙の結果、政権を担った政党は、少なくとも次回の参院選挙まで、その状態が継続するでしょう。一方、私たちの暮らしは、日々の暮らしの連続であり、その延長線上にあります。国政選挙で変わる潮目に合わせて暮らしを変えていくことなんてできません。こんな時は、庶民は庶民の暮らしを守るすべとその鉄則を思い起こして、自分や自分の家族をしっかりガードできる体制を作っておかなければなりません。それは、家計収支の現状把握と数年先の収支と資産残高を予測したキャッシュフロー管理に他なりません。

2009.6.16 幸せの物差し

幸せに物差しがないのはわかっていますが、最近、ちょっと思うことがあります。例えば、有効求人倍率がもっとも低い沖縄県(2009年4月:0.27、失業率は、同月7.6%)は、出生率が日本一高い(2008年:1.78)し、県民の幸福度は最も高いと言われています。先日、近所の85歳のおじいさん(おじいさんと呼ぶには抵抗があるくらい元気)が、山から山菜をしょって下りてきた時の姿は、日々の暮らしに満足しきりのお顔でした。職を失って収入が細れば、家族の笑顔が少なくなってくるでしょう。お金があってもほとんど家に帰らなければ、家族の笑顔も途絶えてしまうかもしれない。人の幸せとは、一体何によって推し量るものなんでしょうか。やはり、幸せを図る物差しなんて、ないのでしょう。しかし、日々の変化が目まぐるしく、将来の予測が不可能な現代社会にあって、幸せの感覚は大切です。抽象的な言い方ですが、今の暮らしの延長に将来(未来)があり、今の暮らしの継続が過去の出来事になるわけですから、つまりのところ、日々の暮らしを大切にすることが、一番幸せを得るには近道だと思います。

2009.5.25 習い始めた韓国語

先週から韓国語講座へ通い始めました。もちろん初期の段階の入門コースです。富山市が主催していることもあり、受講料の7,000円に入会金3,000円を加えても10,000円です。それで30回も教えてもらえるんですから、ラッキーです。講師は、日本に住んで28年になるベテランの韓国人女性です。一番近い国であり、ようやく近くなった国です。日本は島国ですから、隣国との付き合いがあまり上手とはいえません。飛行機で1時間半あまりで、食生活も文化も違う異国の国に舞い降りることができますので、少しは韓国語をしゃべれるようになって、会話でコミュニケーションを図りたいと考えました。漢字ノート2冊と大学ノート1冊を買って、習字の手習いのように韓国語を書き始めています。

2009.4.16 虚と実の世界

仕事には、目に見えて人の役に立っていると思われる仕事と、見た目には、ひとの役に立っているのかよくわからない仕事があると思う。例えば、衣・食・住のいずれかを満たす仕事は、見た目にも人の暮らしに役立っていると思える。一方、付加価値を高めた職業の一部には、果たしてそれが人の役に立っているのかわからないものもある。人の役に立たない仕事などない、といった異論もあるだろう。仕事というのは、100%、人の役に立つものだと認識している人もいるだろう。しかし、私が率直に感じることは、本来、人の役に立つ仕事であっても、人の役に立たない仕事にしてしまう危険性が潜んでいるということだ。抽象的な言い回しで誤解を受けるかもしれないが、特定の職業を指すわけではなく、ほとんどの職業にそのリスクが潜んでいると思う。日々、このことを自問しながら、最善の努力をするのみである。

2009.3.17 吉崎御坊

北陸の地に住むからこそ、という面はありますが、先日、福井へ出かけた折、吉崎御坊に立ち寄りました。浄土真宗の僧である蓮如が、北陸の地で布教活動を行う上での拠点にした場所です。私の息子が、学生時代に浄土真宗関連の卒論を書きあげたとのことで、数年前から興味がありました。行ってみると、やや寂れた感がありましたが、500年余前の政治や宗教を知る上で貴重な参拝となりました。多くの人々が宗教に帰依する時代というのは、背景に戦争や飢餓といった苦難の歴史があるようです。現世では救われないと思う気持ちが高まるほど、宗教に救いを求める傾向にあるのではないでしょうか。現代に照らし合わせてみると、雇用不安や生活不安、将来不安などの不安心理が高まっていますので、信仰に救いを求める気持が高まるのではないかと考えていますが、既存の宗教は、あまり市民の暮らしや心に浸みこんでいないように思います。人々が生きていく上での精神的な面について、中立的な立場で支援をされたら良いのではないかと感じています。具体的には、寺院を舞台にした相談会(相談を受ける人は僧侶とは限らない)などが考えられます。

2009.2.18 日本の風土に根ざすもの

先週、学生時代の恩師の最終講義(定年退職)を受講してきました。現在、私が行っている仕事とは少し離れているのですが、どのようなお話をなされるのか興味があり、30数年ぶりに先生の話を聞いてきました。先生の講義資料の中に、生物学者の今西錦司先生(京都大学名誉教授、岐阜大学学長を歴任)の言葉が紹介されていました。「人間が成長し、成熟し、豊かに老いてゆくためには、加速度のついた工業化、都市化社会の無機質の時間のなかではなく、農耕社会の推移のなかに不可欠の養分を蔵しているのではないだろうか?」という一節です。輸出産業が、円高や各国経済の急激な減速により大打撃を受けているなか、日本人がこれから心豊かに暮らしていくにはどうすれば良いのか、精神構造も含め、日本の風土に根ざした日本人の特性と誇りを失ってはならないという意味だと思います。

2009.2.4 他者のコラムで感じること

「金持ち父さん、貧乏父さん」で有名なロバート・キヨサキさんのヤフーファイナンスでのコラムを読んでいます。しかし、昨年10月から更新されずにいました。ようやく1月29日に最新コラムが出ており、ほっと一安心。未曾有の金融危機と景気後退で、大変なのでは?と穿った見方をしてしまいました。そこが凡人の悲しいところです。心の奥底に成功者をねたむような気持ちがあるんですね。一方、木村剛氏のブログも好きで、継続的に読んでいます。木村氏のブログは、他者の様々な意見を記述し、読者に思考や判断を委ねているところがあります。自分の意見だけをことさら強調するわけでもないので、とても読みやすいと思います。一方、山崎元氏のブログも好きで読んでいます。山崎氏は、いい意味でオタクの部分があり、天才とはこのような人を指すんだ!と勝手に分析しています。様々な人の見解を知り、客観的な分析と自分で判断する能力を身に付けていきたいと思います。

2009.1.14 都会と田舎の暮らし

昨日、アルピニストの野口健が、長崎県の離島である「対馬」をリポートしている番組があった。一方、東京では、年越し派遣村から移転する失業者の暮らしを追っている。大都市圏に人口が集中すると、人々の暮らしが両極端に振れやすくなると思う。世界の様々な国や地域で人々の暮らしが成り立っている。極冠の地、太平洋の真っただ中、戦乱の地、砂漠の地、山岳地帯、それぞれ暮らしには不向きと考えられる地域で人々の暮らしが脈々と受け継がれている。大都市で暮らす心地よさはあるが、窮地に立たされた時に這い上がる力強さに欠けてくるような気がする。誰かが助けてくれると思っても、それは東京砂漠のように真水すら見つからないかもしれない。人は、もっと田舎に分散する方が、暮らしを支え続ける力が備わるのではないだろうか。

2008.12.2 月と木星と金星

富山ではめずらしく、12月1日の夜は星が輝いていました。その中で、ひと際光る木星と金星、そして三日月型のほっそりとした月が三角形で並んでいるのが見えました。とても微笑ましく、私はそれが「ニコちゃんマーク」に見えたんです。小さい頃から星に興味があり、社会人になってからもニュートンという月刊誌が大好きで、ホーキング博士の書籍を読むと心が躍った日々を思い出します。幸い、私の娘が科学の道に進むことができ、自分の果たせなかった夢を実現してくれているような気がします。オルドリン博士が、月に降り立った日の記憶を、先月末、来日して話していらっしゃいます。新年公開の「ザ・ムーン」を楽しみにしています。

2008.11.14 定額給付金で個人消費が伸びる?

一人12,000円の定額給付金を支給することによって、個人消費を伸ばし、GDPを押し上げたいのだそうだ。18歳以下と65歳以上には、8,000円を加算する、高額所得者は辞退してもらいたいなどというニュースが毎日のように流れている。国会議員がこんな議論を毎日繰り返しても良いのだろうか?国の債務がそのうち1,000兆円に迫ろうという時に、一時しのぎの財政出動はどうみても不自然だ。私は、政治には興味があるが、議員という人の言動や行動にどうも信頼感が持てない。私の地元では、○政報告会なる催しが定期的に行われ、各地元からバスによる送迎も行われる。議員活動報告といえば聞こえは良いが、票集めや票固めの選挙手法にすぎないように感じている。経済の減速による雇用不安と少子高齢化による社会保険制度の再構築は、だれが考えても喫緊の課題なのに、舛添厚労省大臣以外にこれといった発言が聞かれないのは残念だ。

2008.10.4 映画「おくりびと」

先日、妻と二人で、映画館のチケット売り場に並んでいながら、何を観ようか決めかねていました。洋画がいいか、邦画にしようか、と思いあげねながら、いつも洋画を観ているので、今日は邦画にしようと思い、「おくりびと」を選びました。納棺夫の物語ですが、通称「もっくん」こと本木くんの熱演と山崎勉さんの渋い演技が絶妙にマッチしていて、とても感銘を受けました。私は、20歳代後半の時に、父が病気で半身が不自由になったことから、ずっと親戚や近所付き合いの中心になってきました。特に葬儀には必ず出席し、お世話をさせていただくことも多かったと思います。しかし、死者の前では、いつも穢れを感じ、生とは明らかに異質な違和感を感じていました。しかし、3年前に母を亡くし、2年前には父を亡くしたことから、死を忌み嫌うだけでは、自分のこれからの人生を乗り切っていくことができないと思うようになりました。死は、「生」の延長線上にあり、特別なものではありません。娘とそんな話をし、「お父さん暗い!」と言われながらも、身近な家族の間で、「死」について考え、問う日常があった方が、素直に「生」の喜びを感じていけるのではないでしょうか。原作が富山出身の青木新門さんでしたので、早速書籍を買い求め、読んでいるところです。

2008.9.25 お隣の国

今月はじめに韓国へ行ってきました。感じたことをまとめてみます。日程は、三泊四日でした。空路と宿だけおさえて、ソウル市街をぶらぶらしてきました。まず、驚いたことは、販売やサービスに携わる人に、日本語を話せる人が多いことです。「日本語は少しだけ、話せます」と言いながら、ほとんど日常会話に支障がないくらいです。理由は、日本人観光客が多いからでしょうか。または、戦前、日本による統治下にあって、日本語を強制的に教えられたことによるものなのでしょうか。よくわかりませんが、日本語や中国語、英語を話し、顧客との間にコミュニケーションが成立するということは、ビジネスに欠かせない能力です。よし、といった気持になり、今秋から韓国語講座に通うことにしました。実は、数年前、ドイツで知り合った私たち家族の共通の友人が、韓国人であり、数年先には帰国する予定になっています。その時、片言でも韓国語で話せたら良いな、と今から楽しみにしています。(2008.10.3:娘が通っていた韓国語講座のテキストを読んでいたら、とても途中からの参加では難しいと判断。母音と子音の発音が難しい。来春に延期。大見えを切って恥ずかしい。)

2008.8.20 電話応対

電話に出る時、私は、社名と個人名を名乗っていますが、当社の女性社員の話では、最近、個人名を名乗らない会社が増えているとか。考えてみれば、会社と個人名を知らせれば、特定の個人情報になります。迷惑メールのみならず、迷惑電話が増えてくる予感がします。そういえば、自宅に、録音テープを流しているような電話がかかってくるようになってきました。もしもし、と言っても反応はありません。何の目的でテロップのような電話をかけてくるのか、不思議でなりません。世の中には、人を欺いてお金儲けを企む人がいるようです。防犯の意識を高めていきましょう。富山の合言葉に「カギかけんまいけ」というスローガンがありますが、防犯の意識はあらゆるところに必要となっています。

2008.7.29 社会人として

健康保険や年金に関することなど、つまり社会の諸制度を知る機会が少ないですね。また、税金に関することもそうです。消費税などがどう使われているかなどは知っておいた方が良いのですが、正直よくわからない部分でもあります。お金の上手な管理方法や運用に関する知識など、社会に出るまでに知っておいた方が良いことはたくさんあります。しかし、小学校や中学校、高等学校など、教育の現場ではほとんど教えられていません。なぜ必要なの? なぜ役立つの? 何に役立つの? しっかり意識付けしていくことで、様々な社会常識が当たり前の知識(つまり、社会人としての常識)に変わっていくように思います。

2008.6.28 私見と客観

ここ、数か月、意見を述べてきた団体がありました。一グループの意見を基にその代表として、私見も少し加えて提案をしていたわけですが、少数のグループの意見を他数が占める団体の意見に取り上げてもらうということは、一面、リスクを伴うものなんだと感じました。なぜかというと、一グループの意見が必ずしも客観的な視点とは言えないこともあるからです。私見が客観的な側面を有しているのか、または偏りがあるのかを判断するには、多勢の中で意見を戦わせてみる必要があります。他人の意見を尊重して、自分の意見を修正する柔軟さが必要です。しかし、年を重ねるごとに、その柔軟さは失われ、頑固さが目立ってきます。一本、芯の通った意見を持つことは大切ですが、他人の意見を組み入れて、自分の意見を偏りの少ない客観的なものにする「心の柔軟さ」も必要なものだ、と考えさせられるひと月でした。 

2008.5.24 空き缶のポイ捨て

道路沿いには、空き缶のポイ捨てが多い。以前に比べると、たばこのポイ捨ては減ったように思うが、空き缶やペットボトルなどは、依然、車の窓などから放り投げられている。そんな人達が、普通に仕事をしていて、こどもへの躾けとか、社内での後輩指導などを行っているんだろうか?どんな道徳観を持っているのか、良識を疑いたくなる。今日、コンビニへ歩いて向かう時に、道端に空き缶が捨てられていた。でも自分だって通り過ぎようとした。通り過ぎてから、数メートル戻って、空き缶を拾い、コンビニのボックスまで持っていった。日々の心がけとはよく言ったものだ。常日頃、意識して生活していかないと、道徳観は保てない。これまで、何度か、空き缶を見て見ぬふりをして、通り過ぎてしまった自分を思い起こし、反省を含めて、これからの自分を律していきたいものだ。

2008.5.2 シルバー世代とセカンドライフ

あと10年から20年経つと、シルバー世代という言葉が無くなるくらい元気な高齢者が闊歩する時代を迎える。良くも悪くも団塊世代が時代をリードする。しかし、消費にはあまり貢献しないようだ。年金生活に突入すると、自然と防衛本能が芽生えてくる。決まった年金収入から、支出できる項目は限られてくる。一方、彼らの退職金は別ものだ。45兆円とも言われる退職金に関して、様々な業界が虎視眈々と戦略を練っている。平均2000万円を超える退職金の使い道は、豊かなセカンドライフを送りたいとの思いを実現できるのだろうか。私は、必ずしもそうならないのではないか?と思う。なぜなら、豊かなセカンドライフとは、今の生活の延長線上にあるからだ。「今」を「心豊かに送る」という日々の努力がなければ、夢に見る豊かなセカンドライフは、空想の世界に終わってしまう。それくらい今の時代を生きるというのは、大変なことなんだと思う。「心」も「体」も「経済」も日々の努力なくして成果なし、というのが私の持論だ。

2008.4.5 宗教について思う

私たちは、日常、宗教の話をすることは少ない。政党や政治、選挙の話題より少ないと思う。私の家は、代々浄土真宗だ。代々ということは、一般的に、途中で改宗することが少ない表れだと思う。日本人の宗教感は、以外な面がある。多宗派をごく普通に認める風潮がある一方、近年の新興宗教に対しては特別視する向きもある。心理的には、多宗派を認める柔軟さを求めているのだろう。旗色をはっきりさせないというのが、とても日本人的だ。自分の意見をはっきり述べたり、自分の行動をはっきり表したりすることを良しとしない風潮がある。たぶん風土が影響しているのだろう。狭い国土で、山間地域も多いことから、近隣と常に顔を合わせている。喧嘩してしまうと、後にしこりが残ってしまうから、喧嘩しないようにする。オブラートに包みながら、近隣と適当な距離感を保ち、生活している。多宗派を容認し、特定の宗教集団を特別視する向きがあるのは、日本人に備わった気質のようなものだ。

2008.3.24 ガソリンの暫定税率

政治評論家じゃないけど、ほんとに国会議員ってなんのためにいるの?という気になります。ガソリンの暫定税率をどうするのか、直前まで決まらないと、4月1日から現場は大混乱してしまいます。旧税率のガソリン、新税率のガソリンが入り乱れ、どれがどれだか、果たしてしっかり把握できるのでしょうか。2兆円余の税金を一般財源化するのか否か。確かに特別会計には不祥事がつきものです。流れとしては、特別会計をなくし、一般会計で処理する方がベターだと思います。なぜなら特別会計は独立しているようで、足らなくなれば、一般会計からの繰入が行われるからです。独立しているようで、結局独立していないのが特別会計の仕組みです。しかし、大都市圏の「車を使わない納税者」は、一般会計から地方の道路を作ることを快く思ってくれるんでしょうか。ガソリンをたくさん使う人から道路財源を集める仕組みは、たばこを吸う人から税金を取るしくみと似ているようで違いがあります。使う目的のはっきりした税金は、○○目的税という名目で、納税者を特定した方が良いと思いますが、これって、特別会計すなわち暫定税率肯定派の意見になるんでしょうか。

2008.3.11 宇宙と地球

土井さんを乗せたエンデバーが無事打ち上げに成功しました。私は、小さい頃から星を見るのが好きで、天文関係の本ばかり読んでいました。そういえば、火星人の襲来など、宇宙サスペンスものも大流行りの時代がありました。私が小学生だった昭和30年代後半の頃です。社会人になってからはニュートンという月刊誌を定期購読し、ビッグバン理論や宇宙のゆらぎなど、宇宙の神秘にとりつかれたものです。その影響なのか、娘が、数年前に、宇宙飛行士の毛利衛さんが館長を努める科学みらい館に就職し、毎夜終電車で帰るほど仕事に没頭しています。私の夢をかなえてくれているような妙な満足感があります。しかし、5年間の契約社員という立場だということですから、日本の雇用が安定雇用ではなくなっている現実を垣間見ることができます。派遣労働者の賃金が低く抑えられており、収入の二極化現状が顕著になってきました。エンデバーから、人の働く姿が見えるとすれば、日本のみならず世界各国の雇用に格差が広がっている現状が見えてくると思います。

2008.2.29 メタボと医療

食生活と運動不足のせいか、中性脂肪とコレステロールが高くなってきた。お酒も飲むせいか、γーGTPも高くなってきたので、定期健康診断の結果を受けて、総合病院で診てもらったら、早速、中性脂肪やコレステロールを下げる薬の飲むことになってしまった。しばらく服用していると中性脂肪が下がってきたので、安心していたら、今度はコレステロール値がそのままだから、コレステロール値を下げる薬を飲むことになった。しかし、数か月経ってくると、お酒を控えているのに、抗生物質の副作用のせいか、γーGTPが上がってしまった。この次、病院に行ったら、今度はγーGTPを下げる薬を服用することになるかもしれない。担当医は、あまり私の顔をみることもなく、机に向かって血液検査の数値を見ているだけだ。忙しいのだろう。医療で病気は治るのだろうけど、医療で新たな病気になることもあるではないか、と不安になってしまった。次の血液検査に行く勇気が出ない。

2008.2.23 食品の安全

最近、スーパーの食品売り場で、食品を買う時、必ず裏のラベルを見るようになりました。お昼、外食に行かないで事務所で食べる場合や、家に帰る時に家族から食品を頼まれたりする時です。アミノ酸やグルタミン酸など、カタカナの文字のものが多く使われています。中国の食品に対する不安が広がっていますが、食の安全が脅かされているというのが私の実感です。そこで、昨年から取り組んでいることは、自分の手で野菜を作ることです。ナスやきゅうり、トマトやピーマンなど、簡単な野菜から取り組んでいます。ブルーベリーも苗木を知人から買いました。今年は、じゃがいもにチャレンジ?イモ系は作りやすいそうです。いずれ豆系にチャレンジしようかと考えています。まずは、自宅で食べるものを少しでも自分で作れるようにしていきます。私の姉が専業農家に嫁いでいますが、自然農法で何ヘクタールも野菜を作っています。もらったキャベツはパリパリで日持ちがして、とても甘くておいしい。こだわりの理由が、「食の安全」にあるんだな、と感心しています。

2008.2.12 そんなの関係ない?

自分が興味を持てないことは、知る必要がない?今、興味を持てない話題に接した時や自分自身が関わりたくない時、「そんなの関係ない!」と言う言葉が流行っている。確かに、今はそんなの関係ないかもしれないけど、近い将来、関係あるかもしれないじゃないか。流行語は時代を反映している。自分の将来を考えると、考えても道筋が見つからなかったり、自分ではどうしようもないことがある。そんなの関係ない、と切り捨てて、自己防衛するのもわからないではない。収入格差の問題や男女の出会いに関する悩み、大きく、地球環境の問題に至るまで、自分一人では解決の糸口がなかなか探せないことが多い。でも、将来、関係あるかもしれないことや、よく考えてみると自分にとって関係あることもたくさんある。よくわからないうちから一刀両断に切り捨てないで、関係あるかもしれないよねっと、おおらかな気持ちで考えてほしいなと思う。

2008.1.26 ビジネスの成功要因の一つ

昨日、NHKのテレビで、コブクロの全国ツアーを半年間追った内容の番組を放映していました。思うに、コブクロは、歌うことで大儲けをしたいという発想から歌手を志したわけではないでしょう。歌によって、人に伝えたいことがあったから。もちろん、新しいビジネスを起こす時や新たな事業を展開する時には、事業利益を予測しながら展開していくわけですが、初志貫徹できるか、早めに途中であきらめるか、は、ビジネスチャンスや事業利益の発想のみからでは、頓挫する可能性が高いと思います。歌い続けることや仕事をやり続けるためには、自分を突き動かす内面の力が必要です。それは、「夢」であったり、「自己実現」であったり、「向上心」であったり、「職業感」や人生の「価値観」であったりします。ビジネスの成功要因の一つには、この視点も欠かせないと思います。

2008.1.18 金融不安に関して

アメリカのサブプライムローンの焦げ付きが影響し、銀行を中心とした金融機関に信用リスクが生じています。数年前、「住宅は値上がりするのが当たり前といった神話」から始まり、返済が困難になるかもしれない個人への貸付けを「証券化の神話」の名のもとに、「利益優先の多売」をした結果がこのような有り様です。ひとつは、住宅バブルを食い止められなかったこと。二つ目は、個人の信用調査を徹底しなかったこと。三つ目は、小口で証券化すれば大丈夫だという他人任せの安心感。いずれも、人間の判断力の偏りが原因だと思います。「誤断のリスク」をいかに冷静に把握するかがポイントになります。これからの環境問題も同様なリスクをはらんでいます。無数の星々の中で、めぐまれた環境にある地球を「あたりまえだ」と思ってしまうほど怖いものはありません。さて、今回の金融不安を解決するには、アメリカが発表したような一時的な景気刺激策だけでは無理だと思います。なぜなら、金融市場は、今を見ているわけではなく、これからどうなるかを判断材料にしているからです。やはり、しっかりうみを出さないと快方に向かわないのではないでしょうか。

2008.1.4 エコロジスト

年始の番組で、地球環境の保護を訴える内容の番組が多くありました。私の娘は、寝る前にファンヒーターやテレビのコンセントなどをこまめに抜いてしまいます。朝起きると、電気ポットのお湯がタイマーになっていて、出勤前に間に合わなかったこともあります。これまで、なんて面倒くさいことをするんだろう、と批判的に見てきました。自分ひとりくらいの力では、地球の二酸化炭素の量を減らすことができないとか、アメリカや中国がもっと真剣に取り組んでくれたら良い、といった感覚で他人事のように考えてきました。しかし、日本は、世界第二の二酸化炭素排出国です。一人一人が日常生活を見直さないと、私たちの次世代以降に取り返しのつかない環境変化をもたらしてしまいます。今年は、自分にとって、「環境保護を考え、行動する」大切なスタートの年にしたいと考えています。

2007.12.27 企業が大事か、社員が大切か

会社の利益が生まれてはじめて社員の給料が支払えることは言うまでもありませんが、近年、企業利益の方が優先されているのではないかと感じています。企業は、国内における競争とグローバル化による競争が重なり、存続していくことも難しい場合があります。しかし、社員には競争原理が持ち込まれ、横のつながりどころか後輩育成もままならなくなっているケースが見受けられます。会社は、人の集合体です。人が育たなくては、会社は儲からないし、その産業を育成していくことも難しくなります。常に現場でクライアントと接する社員こそ、会社やその産業の宝だと思います。また、働く社員が、その産業の社会的意義を深く認識していれば、クライアントに対する成果が挙げられます。成果が上がれば、会社は儲かるし、同業他社との競争にも打ち勝つでしょう。大企業「トヨタ」が、個人のスキルアップ優先から、チームとして総力を結集する戦略に転換を図ろうとしています。興味深い取り組みです。

2007.12.20 これからの施策

団塊世代が大量退職した後のおよそ20〜25年間は、これまで日本が体験したことのない高齢化社会となります。日本の歴史から考えて、第二次大戦後と戦国乱世の時代くらいしか思い当たりません。さて、高齢化社会では、どのような施策が考えられているのでしょうか。@団塊世代の退職後も現役で働いてもらう。ただし、働く意欲を損なわない範囲で年金との併給調整を行う(現在、既に、併給調整は実施されている)。A高齢者の健康保険を別な制度にする(2008年4月、後期高齢者医療保険制度としてスタートする)。B高齢者を支える現役世代を増やす(育児休暇の促進や育児休業給付金などは既に実施されている)。Cグローバル化した経済にあって、先進国としての高付加価値産業を確立する(繊維産業やニッチ産業など)。D諸外国からの移民政策を実施する(欧米で摩擦が生じているので、日本も難あり)。E日本の観光を世界に発信する(日本の食文化や伝統工芸、寺社仏閣をアピールする)。@〜Cはすでに実施されており、Dは難あり。Eがアメリカのベビーブーマー世代やヨーロッパ、中国の旅行客を受け入れる施策として適している。2010年から始まると言われている観光産業の盛り上がりを世界にも発信すれば、GDP増に貢献すると思います。当たり前すぎますか?

2007.12.12 ふるさと納税

地方は疲弊しているという。私の住んでいるところは、ずいぶん田舎なので、昔の人は、たんぼや畑、山林での仕事が主な働き場所であり、収入源だった。個人的なことを言うと、父母が亡くなり、お墓に納骨した時、たくさんのお骨を目にした。私の知らないご先祖様たちだ。飢饉もあっただろう。地域の紛争や戦乱もあっただろう。しかし、この地で生まれ、育ち、一生を精一杯生きてきた人達だ。「ふるさと納税」が来年度税制改正に組み込まれるという。今の世では、生まれてから高校を卒業するまで、一人当たり地方財政から2,000万円近く支出されていると聞く。選挙対策の色彩も濃いが、地方という「心のふるさと」がなければ、生きていけない。東京一極集中が進む中、サラリーマンが落としたお金は、果たして東京都だけのものなのだろうか。あくまで、個人の意思によるものであれば、ふるさと納税の仕組みがあって良いと思う。

2007.12.4 資産運用の行方

投資資金の「金余り」なのか、サブプライム問題が長期化するにもかかわらず、株式への投資は続いています。債券や短期金融市場に、一旦はお金が逃げてもすぐに舞い戻ってきます。毎日、ディーリングルームで、市場とにらめっこしている人に、個人投資家は太刀打ちができないようです。他人のお金を殖やすことを仕事にしているからこそ、大胆にもなれるし、損切りもためらわずにできます。個人が、資産を投資で殖やそうとする場合は、私欲との戦いです。私欲に打ち勝つには、お金を殖やすことの興味に匹敵するくらいの人生の楽しみ方を見つけることだと思います。バランスのとれた人生ほど、心地よい生き方はないと考えます。

2007.11.30 ロールプレイング

年初から、10回程度、ロールプレイングの講師を引き受けています。昨年は、ちょっと経験が乏しいのでという理由で、ロープレの運営はお断りしておりました。そういえば、今から15年ほど前に、ロープレの運営をしていた経験を思い出し、頑張ってみようと決心したわけです。これが、一方通行の多い講師の仕事より、楽しいんですね。参加者お一人お一人の気持ちが伝わってきますし、臨機応変に一緒に考えていけるので、その場面に応じた対応力が身に付きます。FPの仕事においても、意識して、相手の気持ちを察するように努めています。相手の気持ちを察するといっても、態度や言葉の使い方、話を聴く姿勢などで、自分の伝わり方が変わってしまいます。来週末にロープレの実習を行いますが、前職の経験が活かせるとはうれしい限りです。話は変わりますが、今後は、メインコラムに加え、ファイナンシャル・プランナーとしてのコラムとキャリアカウンセラーとしてのコラムに分けて書き続けていこうと思います。

2007.11.14 株価の乱高下

昨日の日経平均株価の大幅下落が、投資家を震え上がらせました。列島を吹き荒れる冬の嵐のようです。そして、今日は大幅上昇。投資マネーは、何を求めていくのでしょうか。下落が買いを誘発するのか。今日は、9月末の決算発表も多く、好感しての上昇だそうです。しかし、年初来の安値がくれば、安全性を求めるのは人の常です。私の日頃の考えとしては、株式売却の投資マネーは、売却後の資金を一旦現金でプールし、株式に戻るのか債券買いにいくのか、様子を見ると思っていました。しかし、今回は、翌日に即、株式買いに走っているわけです。金余り現象なのか、短期売買が主流なのかよくわかりませんが、ほぼ「投機」に近いんじゃないかと感じてしまいます。

サブプライム問題が長期化することは必至。もともとあぶない橋をわたってきたアメリカの住宅バブル。はじけたのでしょうか。しかし、これも私の考えですが、はじけたのではないと思います。私は、日本の金融市場より、アメリカの金融市場の方がはるかに成熟していると考えています。

2007.11.6 マイナス思考とプラス思考

世の中には、不平や不満や不安を感じることがたくさんあります。「最近、マイナス思考のことを言うようになったね」と言われた時期がありました。理由をいろいろ考えてみたところ、自分のまわりでいくつか手詰まりになったことがあるんですね。生活面や健康面、経済面、仕事や家族の面など、そのうち一つでも不安定な時期があると、マイナス思考が頭をもたげてくることがあります。よく、「所信に帰って」ということが言われますので、そんな時は、自分になんらかの変化があった時期を思い出し、そのスタート時の気持ちになって、新たに歩みだすという感覚が持てれば随分違ってくると思います。私は、これまで、あまりくよくよせずに、比較的プラス思考で生きてきたつもりですが、それでもマイナス思考になってしまうことがあります。それを教訓に、一時期、一時期がその都度新たなスタートであると考え、人生の長い道のりを頑張っていきたいと思います。

2007.10.29 金融商品の選択眼

金融商品の選択をする場合、金融機関から勧められる金融商品に関する知識を深めるだけではなく、その周辺の金融商品に関する勉強もした方が良いのではないでしょうか。最近、投資信託のご相談を受けた際、例えば毎月分配型の商品には、隔月分配型もありますし、無分配型もありますので、分配金が支払われる仕組みや支払われない仕組みを知ることで、現在、購入している投資信託の特徴が良く理解できるのではないでしょうか、とお話したことがあります。また、提案される商品を理解するには、その組成を知り、どんなメリットがあるのか、どんなデメリットがあるのかを知ることから始めた方が良いと思います。例えば、個別商品のリスクを知る場合、それは為替リスクがあるのか、価格が変動するリスクがあるのか、組み込まれた商品の信用度に関するリスクがあるのか、いずれかが複数組み込まれたリスクがあるのかを知ることで、購入した場合の投資元本の変動要因を理解することができ、価格下落が生じた場合でもリスクを限定することに役立ちます。

2007.10.23 メーカー側の販売戦略

プリンタとカートリッジについて、以前から疑問を抱いていました。プリンタは安いけど、カートリッジの値段は高いという販売戦略です。継続的な消耗品購入による収益構造が確立されているわけです。最近、携帯電話メーカーも販売線戦略を変えましたね。以前は、メーカーからの販売奨励金により、携帯電話のゼロ円キャンペーンなど行い、携帯本体を割安に販売し、通信料は高く設定していたんですが、最近は、携帯本体を正規料金で販売して、通信料を抑えるというスタイルが主流になってきました。例えば、7〜8万円もする携帯本体を分割払いで購入し(販売促進を行い)、通信料は、「だれでも割引」など低料金なわけです。「ペットボトルのおまけ戦略」などはうれしいのですが、上記のメーカー側の販売戦略については、正直、もう少し消費者側に立った視点で考えてもらいたいと思います。

2007.10.11 お金の管理

お金を使う目的に合わせ、つまり色分けして管理する必要があるかどうか?

例えば、宝くじで当たった1,000万円と、40年勤めて支給された退職金1,000万円について、お金の価値で比較してみると。

一緒なんですね。しかし、宝くじはあぶく銭となって消えてしまうどころか、日常生活をも狂わす魔力を持っている。一方、退職金は、減らしたくない一念とともに、殖やしたいという願望が湧いてくる。その結果、殖やすことよりも減らす運用となってしまう場合もある。似かよったところもありますが、しかし、日常生活は大きく狂わない。

宝くじ協会が、1年間の当選者(1,000万円以上)に生活設計に関するパンフレットを送っているという話を聞きました。なるほど。幸せになろうと夢見て当たった宝くじなら、幸せになるような使い道を考えなければo 近くのFPと一緒に考えましょう。

2007.10.2 ポアンカレ予想の解明

昨日のNHK・BSハイビジョンの番組で、宇宙は一体どんな形なのか、数学者のグレゴリ・ペレリマン(ロシア)が、2006年に解明したことについて放映がありました。子供の頃から、宇宙に関心がある私としては、ドキドキしながら番組を見ていました。ビッグバン後に宇宙は膨張していることは、書物を読んで知っていましたが、宇宙に形があるのか、無限なのか、丸いのか、四角いのかについては、天文学者が解明するものと思っていました。しかし、ポアンカレ予想(仮に宇宙に、ロープを付けたロケットを発射させて、戻ってきたロープを両方たぐり寄せることができたら、宇宙は丸いという仮説)を解明できたのは、数学者であり、数学者の中でも天文学や物理学など、他の学問に精通した学者でした。比較にならないかもしれませんが、これは、ファイナンシャル・プランニングの世界と似かよったところがあると思います。つまり、問題を解決するには、専門的な知識だけではなく、他の分野の知識を兼ね合わせた包括的な解決策が必要だということです。

2007.9.27 9月末、金融商品取引法の施行

9月30日に金融商品取引法が施行されます。昨晩も某セミナーで話をさせていただきました。今月は、今晩の講義を含め、計4回、金融商品取引法をテーマに講師を担当します。講義の中では、あまり直接的な言い方をするわけにはいかないのですが、結論から言って、金融機関の進める商品は、「デメリットを詳しく説明してもらい、自分にとってそのリスクを許容できるかどうか考えてみよう」ということになります。つまり、強く勧められる商品は、金融機関のメリット(個人にとってはデメリットになる場合が多い)があるからだと思いますので、個人のメリットの所在に併せて、手数料とか元本割れリスク、元本以上に損失を被るリスクといったデメリットについて、包み隠さず説明してもらうということです。また、その説明責任が金融機関にありますし、違反すれば行政処分等の罰則を受けることになります。金融機関にとって、「顧客の利益を最優先に考える企業理念」の復活につながれば良いと考えます。

2007.9.19 予想がはずれた模様

6月7日のコラムの結果です。金利変動は、株価に先んずるとのセオリーから判断して、6月の金利上昇は、9月末までの株価上昇につながると予想していましたが、結果はどうもはずれそうです。アメリカのサブプライムローンの焦げ付き問題もあり、世界的な金融不安へ発展した結果、日本の株価も下落し、セオリー通りにはいきませでした。まだ10日あまりありますので、判断するには早いとも考えますが、9月末仮決算の予想時期を過ぎ、仮決算発表までの間、株式市場は様子見になるように思います。今回ははずれましたが、決して、投資が一か八かの世界ではないので、セオリーをしっかり学んで、今後に生かしていきたいと考えています。

2007..9.10 最近のテレビ番組

そういえば、一時期ゴールデンタイムで放映されていた売れっ子ホストの番組を見なくなりましたね。時間帯が変わったのか、それとも番組がなくなったのかわかりませんが、何十万、何百万円もするシャンペンやワインなどの注文を受け、一気に飲み干すシーンが記憶に残っています。最近は、世界バリバリバリューいう番組でセレブがもてはやされていました。私には、ちょっと縁のない世界なんですが、お金を浪費?する世界がまぶしく見えるんでしょうか。収入格差が顕著になってきているんで、フリーターより正社員が生涯賃金で大きな差が出るから、正社員の方が良い、といった職業感が正常な感覚のように言われています。しかし、いろんな生き方があるのが普通なんで、なにか型にはめた人間像を無理に作りだす必要なないと思います。ホストやセレブの感覚が正常な感覚だとは思いませんが、型にはめるといった人間像は、単にその時代を映し出しているだけのように感じています。要は、自分らしい生き方を目指し、自分の夢の実現に向けて、どれだけ頑張れるかということじゃないでしょうか。

2007.9.1 海外から見た日本の都市

アメリカの大都市と言えば、ニューヨークに始まり、シカゴ、サンフランシスコ、ロサンゼルス、ニューオーリンズなど、など。しかし、海外で日本の都市と問えば、東京の次が出てこないそうです。日本の東西人口を二分の1にした中間点が、岐阜県の武儀郡武儀町(現在は町村合併により消滅)でしたが、毎年、東へ移動しているそうです。つまり、東京を中心とした関東圏への人口移動が進んでいるということになります。先週水曜日と昨日、東京へ出張していましたが、とにかく人が多い。夜、東京で暮らしている長女と夕食をとったんですが、あまりの人ごみとうるささに閉口しました。食後、静かにコーヒーでも飲みに行こうということになり、コーヒー専門店に入ったら、これがまた、人、人。。。とても静かに話せる雰囲気ではなく、轟音のように来店者の会話が錯綜していました。最近は、地方が悲鳴を上げているとも言いますが、狭い島国・日本のなかで、これほどまでに東京へ集中しなければならないかと思うと、バブル期までの「皆と横並びの人生を送っていれば安心」、みたいな感さえを抱いてしまいます。ノスタルジックな田舎よ。心のふるさと。再生あるのみ、です。

2007.8.21 最近の株価と為替動向

アメリカにおける低所得者向けの住宅ローンの焦げ付きがふくらみ、世界的な金融不安が起こっています。最近の株価の乱高下もその表れの一つです。金融商品が多様化し、自社(金融機関)で抱えた債権を小口化(証券化)して一般投資家に販売していますので、これまで、金融機関が抱えていた信用リスクが、証券を購入した一般投資家に拡散しています。しかし、近年の株価や為替の動向を見ていると、今回の夏休みを利用した?株価の下落や為替の円高進行は、一種プロの戦略とも言えます。過去にも何度か、乱高下を繰り返したことはありますので、要因はなんであれ、またか、といった印象を持ちます。地球の回転に合わせ、オープンするマーケットを常に睨んでいるディーラーには勝てません。一晩中、起きたり、仮眠したりしながら、売りと買いのタイミングを逃さないことで、大きな利益を得ることがあります。20代から30代前半で、年収が2,000万円を超える人がたくさん居る世界は、庶民の世界からはかけ離れているようです。

2007.8.15 長期金利と株価の検証結果

6月7日のコラムで、当時の長期金利の上昇は、8月から9月にかけての株価上昇局面に対する先行した動きではないかと書きました。しかし、現在、大幅な株安となっています。今後一か月の動きがどのようになるかはわかりませんが、セオリー通りにはならないかもしれません。アメリカにおけるサブプライムローンの破綻が相次ぎ、金融不安へと発展する恐れがありますが、私の認識としては、株安が一時的な局面で終わるように考えています。これまで、10年間、株価暴落などの局面を少なからず見てきましたが、投資に対する金余りの現象は、以前と変わりがないように感じています。したがって、セオリー通りに、金利が株価より先に動き、8月末から9月中旬に向けての株価上昇が起こりうるようであれば、金利や株価の勉強をしてきたことが検証結果としてうなずけるのですが。自己満足でもあるかもしれませんね。

2007.8.1 「お金」に関する本音ーD

ストックとフローについて、どちらが将来を左右するのでしょう。昨日、東京で某勉強会に参加しておりました。フローの事例として、2000万円や3000万円を超える人が結構いるんですね。街を歩いていると、不動産情報の看板があり、坪300万円の土地が何件も掲載されていました。50坪でなんと15,000万円です。富山とは大違い。一方、東京であっても、扶養家族がいて、世帯主が年収200万円の場合もあります。格差社会が現実味を帯びてきました。都市部と地方の格差、1億総中流社会からワーキングプアの誕生へと日本人の働く環境が変化しています。しかし、フローを急に変えることは難しいでしょう。宝くじで億万長者を夢見ても現実味は乏しい。フローが少ない中からストックは生まれにくい。いきなりストックも生まれにくい。それじゃどうすれば良いのか?私が考えるに、悪あがきせずに、フローからストックへ、ストックからフローへとお金の流れができるように、地道にお金の管理と運用をするしかないと思います。そして、お金に偏らず、日々の生活(フロー)と生きがい(ストック)もしっかりコントロールすべきでしょう。

2007.7.24 「お金」に関する本音ーC

「資産運用のご提案に来ました」という金融機関の営業社員の皆さん。わからないわけでもないですが、正直、それってどんな提案?と訝しく感じざるを得ません。私は、一時、弁の立つ?投資顧問業者の助言を受けた時期がありました。確かに、日々、日米の投資環境をチェックしながら、顧客に最適な投資助言を行おうとする業務は存在します。しかし、考えてみると、自分に運用をまかされた(一任勘定)お金であったり、自分自身のお金(個人の資産運用)であったりしないと、その投資判断は、リスク承知の最適な判断とはなりにくいと思います。相手に投資判断を伝えても、相手が似かよった知識の元に考えることができるかどうかは別問題ですし、適切なタイミングだと言っても、相手が、投資環境全体を見渡した上で、その時期を逃さずに投資商品を購入するかは別問題です。考えてみると、人のお金に関わる仕事というのは、多くは、人のお金でビジネスを成り立たせるようなケースが多く、「相手のお金を殖やす確率が高まるような意味」での資産運用のアドバイスは、ごく稀なケースとなってしまうのではないでしょうか。

2007.7.17 「お金」に関する本音ーB

余裕資金なら、投資に回せる?
ちょうどこの仕事を始めた頃、三人の子供の一番上が高校三年生でした。以来、三人目が、今年、大学4年生になるまでの10年間、教育資金にいくらかかったか、すぐには計算できないくらいです。貯蓄などを取り崩しながら、なんとかやりくりしてきました。これから、こどもにお金がかかる時に独立したわけですから、考えてみると大変な冒険でした。当時、いくらかの余裕資金がありましたので、余裕資金なら投資に回せると思い、株式や投資信託に資金を投入したわけです。しかし、最初は余裕資金であっても、そのうち、すぐに必要な資金になる得るということを実感しました。つまり、生涯にわたり、余裕資金となり得るお金というのは、そうそう持ちうるものではないということです。結局、売却した資金を教育資金に充てた後、購入銘柄などは大幅に上昇した記憶が今も脳裏に焼き付いています。それが悔しいというより、お金の管理や運用というのは、なかなかテキストに書いてある通りにはいかないということです。資金の性格というのは、常に流動的なものであり、色分けして管理することは難しいし、そのような管理の仕方は逆にふさわしくないとも言えると思います。

2007.7.8 「お金」に関する本音ーA

昨日のパネルディスカッションでは、最初、緊張してしまいました。考えてみたら、パネラーの最年長でしたのに。。。 蚤の心臓ですね。

さて、昨日は資産運用がテーマでした。ファイナンシャル・プランナーで仕事をしているのだから、資産運用の専門家になりたいと考え、様々な投資信託を自分でも購入した時期があります。2000年頃のITミニバブル期ですが、次々と新たな投資信託が設定されて、これからは資産運用なんだという機運が盛り上がりました。しかし、結果として、契約時に必要な申込手数料(私が購入した商品は3%が多かった)と、毎年差し引かれる信託報酬(私が購入した商品は1.5%が多かった)を大幅に上回る投資成果は得られませんでした。最初に100万円購入していたら、3%を引いた97万円が投資元本であり、一年後には、95.5万円となってしまいます。一年間に4.5%以上の運用成果を出さないと元本を下回るということです。その後、毎年1.5%の信託報酬を支払うと、10年後には一体どうなっているのでしょう。果たして運用成果が見込めるのでしょうか。結局、利益を上げるのは、投資信託関連(設定、運用、管理)の金融機関のみというのでは悲しい話しです。

2007.7.3 「お金」に関する本音ー@

FPの勉強を始めた平成2年から3年にかけて、「FPとは、資産運用のノウハウも蓄積しなければならない」と思い、株式投資に長けた知人に「どんな株式を買えばいいでしょうか?」と個別株式の推奨を求めてしまいました。他人に個別株式の推奨をすることは、一般投資家であれ、FPであれ、許されてはいません。投資顧問業の登録を受けていないと個別株式の推奨などできないわけですが、内心、儲かる株があれば教えて欲しいといった下心が、自分自身の心の内に見え見えでした。結局、JR株や建設株などを買って、数万円程度利益が上がった時に売却したというように、短期的なお金もうけの手段としか見ていなかったのというのが実情です。その後、投資信託やアメリカ株への投資を始めるわけですが、悲惨な経験をしたことも事実です。参考までに、株式投資に長けた知人は、周辺の人の話では、土地担保融資などのローン返済に追われていたとのことです。

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