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【サバティカル休暇】20191202

2019.12.09
リスク管理 ・ 金融リテラシー ・ コーチング ・ 業務改善 ・ キャッシュフローコーチ

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 自社の知識レベルは文語体ではないですか?
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「賠償スル責ヲ免ルルコトヲ得ス」

 

と書いても法律に親しんだ人でないと
???となりますよね。

 

口語訳すると
「賠償する責任を負う」となります。

 

去年の5月に商法が口語化されて
やっと基本六法がすべて口語化(現代語化)
されることになりました。

 

私は法律学部出身なのですが、
ゼミは行政学でしたし、政治思想史や
西洋哲学史など、「法」とは少し気色の
違った授業ばかり単位取得していました。

 

社会人になって、
法学部でよかったと思うことは、
カタカナ混じりの文語体を
読んできたせいで、税法や行政文書は
かえって読みやすいと感じたことですね。

 

しかし、30年前の民法や商法は
改正が重ねられてきています。

 

ということは、30年前に学んだことは
とっくの昔に陳腐化しているということ。

 

いままでの技術革新の流れでは
大学で学んだことが、定年まで
通用したのかもしれません。

 

しかし、カセットテープはおろか
CDやMDも駆逐された昨今は、
10年前の知識でさえ危ういものです。

 

そこで、いつまでも新しい知識や技術を
学び続けることが必要となってきます。

 

サバティカル休暇というものが
働き方改革により、取り入れられるように
なってきています。

 

長年勤務してきた社員に対する
リフレッシュ休暇・骨休め休暇という
意味合いが一般的だそうです。

 

しかし、リンダグラットンさんは
ワークシフト(プレジデント社)の中で
「長期間仕事を離れて、学校に通ったり
 ボランティア活動をする休暇」
としています。

 

身体や精神状態のリフレッシュも
大事なことですが、70歳まで働くと
仮定したら、10年ごとの
「知識と技術のリフレッシュ」も
必要なのではないでしょうか?

 

企業も新しい知識や技術を
若い世代を雇うことによって得る
だけでなく、既存社員への再教育によって
会社全体の共有知財を築きあげていくという
方向にいくべきでしょう。

 

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 自社の知識レベルは文語体ではないですか?
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丹羽誠