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【カードのポイントは誰のものか?】20190825 毎日更新236日目

2019.08.28
リスク管理 ・ 金銭教育 ・ 金融リテラシー ・ 注意喚起 ・ 業務改善 ・ ファイナンシャル・プランニング ・ 消費税 ・ コラム
わざわざ損をする取引は
誰もしたくありませんよね

 

ですが、どう考えても損だと
思わざるを得ない取引の広告が
入ってきたのです

 

それはアメリカンエキスプレスの
ビジネスゴールドカードの
ダイレクトメールにありました

 

ビジネスカードで法人税や消費税
相続税、贈与税など
いろんな税金が納付できますよ
しかも、ポイントがつくんです!
というものでした

 

しかしながら、そんな上手い話には
落とし穴があるもので・・・

 

なんと手数料がかかると書いてあります

 

納付税額1万円ごとに消費税別で76円!
消費税を10月からの10%で計算すると
手数料率は0.836%になります

 

ポイント還元率は
200円で1ポイントと書いてありますので
納税税額10000円でやっと50ポイント
1ポイント1円と考えると50円
ポイント率は0.5%になります

 

あれ?手数料率の方が大きい?

 

1000万円の法人税を納めたとすると
手数料は83,600円(消費税込)
もらえるポイントは50,000円!

 

だれもこんな取引しませんよね

 

ですが、なのにどうしてこんなチラシを
作成してまで広告するんでしょう?

 

手数料は経費で落ちるからいいとして
ポイントはプライベートなことに使おうかな?
なんて考える社長さんのためなんでしょうか?笑

 

ポイントは無しでいいので
手数料をゼロにしてもらいたいところです

 

他にも
・納税証明書が発行できるまで3週間くらいかかる
・税務署の窓口ではクレジットカード納付できない
・領収書が発行されない
というデメリットもあります

 

システム的な改善を待ちたいですね

 

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丹羽誠