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【アメリカでは小学生の全国大会は禁止】 20190817 毎日更新229日目

2019.08.18
リスク管理 ・ 注意喚起 ・ コミュニケーション ・ アサーション ・ コーチング ・ ドッジボール ・ コラム
厳しい言葉や指導ぬきに
楽しくやれて全国大会に行けるなら
すごく幸せなことです

 

でも、一番大切なのは、
子供たちの将来のために
貴重な小学生時代に、
楽しくスポーツをさせてあげること

 

先日、受講したセミナーの資料に
衝撃的な文章があったのです

 

「アメリカでは小学生以下の
 全国大会・ブロック大会の全面禁止」

 

その次の週にうけた
富山市体育協会主催の
指導者講習でもおなじことを言われました

 

ネットで調べてみると
日本にも中学生の全国大会がなかった時期があるのです
しかも、文部省の通達によってです

 

現代ビジネスより引用
ーーーーー引用ここからーーーーー
1948年3月のこと、文部省(現在の文部科学省)は
「学徒の対外試合について」という通達を発出した。
当時、全国的に頻繁に開催されていた対外試合を受けてのことである。
通達では、対外試合に通底するいわゆる勝利至上主義が、
生徒の発達を妨げ、その自主的な活動を阻害し、
さらには経済的な負担をも生み出すということが主張された。
そして同通達で、文部省は各学校段階の対外試合のあり方を、
中学校では校内に重点を置き、
校外の場合は宿泊を要しない小範囲にとどめる、
高校では地方大会に重点を置き、全国大会は年一回程度に
とどめることが要請された。
ーーーーー引用ここまでーーーーー

 

いま、まさに高校野球がテレビで放映され
18日には水戸で小学生ドッジボールの
全国大会が行われようとしています

 

全国大会で頂点に立つこと を
ここ10年来、目標にしていた私にとっても
耳の痛い言葉です

 

しかし、ここで学んだのも何かの縁ですね

 

小学生には、とことんドッジボールを
楽しんでもらうように
練習方法と組織運営も
変えていきたいと考えています

 

パラダイム転換(価値観の劇的な逆転)なので
すぐには難しいと感じていますが
われわれ大人から変わっていかないと
もしかしたら、子供の将来の芽を
摘んでしまうことになりかねません

 

ドッジボールを通じて
どんなスポーツにも通じる
基礎的な体力とチームワークを身につけるよう
一緒に楽しんでいきたいと思います

 

最近の高校野球をみていても
ピンチでも、凡退しても、笑顔の選手が多いですよね
私のころは、ガッツポーズさえ禁止されていました

 

勝利を目指さないわけではありません
「勝つためにどうするか
 を考えて練習して実行する」
その過程にこそ価値があると信じています

 

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キャッシュフローコーチ富山
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丹羽誠