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【ドメイン投票方式を選挙に導入しよう!】 20190816 毎日更新228日目

2019.08.17
リスク管理 ・ 金銭教育 ・ コミュニケーション ・ 業務改善 ・ ファイナンシャル・プランニング ・ コラム
もし100人しかいない村で
15人は投票権がない
としたら、どう感じるでしょうか?

不平等だ!
と思う方がほとんどでしょう

しかし、これは日本での出来事です

投票権がないのは「未成年」だから
(18歳未満の人口比率は14.9%です)

私は常々これをおかしいと感じていました

そんなこと言っても
幼稚園児や小学生は
誰に投票していいかとか
そもそも政策を選べないだろう
と思いますよね

でも、その親は成年で
大部分は社会にでているはずです

つまり、親が投票権を代理すれば
いいだけではないでしょうか

これからますます老齢人口が増えて
投票権をもつ高齢者の割合が
増えていくことでしょう

平成30年の総務省データでは
70歳以上の割合が2割を超えたそうです

これからの日本を支えていく人の
投票の機会が失われていると考えます

その解決策としてあるのが
「ドメイン投票方式」とよばれるもの

Wikipediaではこのように解説させています

ーーーーー引用ここからーーーーー
選挙権年齢未満で選挙権のない子供の親権者に対し、
その子供の数だけの投票権を追加して付与する
投票方式である。すなわち、子供に投票権を与えて
親がその投票権を代行することになり、
間接的に選挙権年齢未満の者にも
投票権を与えることになる。
子供が選挙権年齢に達すれば、
その子供の分の親権者の投票権は失われる。
ーーーーー引用ここまでーーーーー

デメリットとして
・未成年者にも投票権を与えるという
 本来の趣旨から逸脱しており、
 単に子供を多く持つ投票権者に
 多くの投票権を与えるに過ぎないのではないか。
・親が必ずしも自分の子供の意見を反映して
 投票するとは考えられず、
 単に選挙権を得る年齢を引き下げるだけで
 良いのではないか
という懸念があげられていますが
世代間の政策的バランスをとるためにも
ぜひ導入していただきたいです

「若者よ、投票に行くな!」と
おじいちゃん・おばあちゃんが訴える
プロモーションビデオをつくるよりも
よほど建設的です

投票率もあがること間違いありません(^^)

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丹羽誠