キャッシュフローコーチ富山

「ご存命のときに、このことで

語り合いたかったですね」

1ヶ月ほど前のこと

あるクライアントさんから

電話があって、

取り壊し予定の社屋の一室に入りました

あるものを処分したいのだが

価値があるかどうかわからない

価値があるものなら、わかる人に

それらを譲りたいとのこと

部屋に入るとそこには大量の鉄道写真と

鉄道関係の備品が並んでいます

びっくりしたのですが

これでもだいぶ処分した後だそうです

数年前になくなったクライアントさんの

前代表の方は、鉄道が趣味で

長い年月をかけて収集・撮影したことが

うかがわれます

社屋の改築にあたって

これだけの情熱をもって収集されてきたものを

廃棄するのには忍びないという気持ちで

なにか活かせる方法はないかと

私に連絡されたとうかがいました

私はさっそく仕事仲間・Ｆａｃｅｂｏｏｋ仲間の

鉄道マニアさんに電話しました

なんとその日のうちに駆けつけてくれて

仲間の鉄ちゃんにも声をかけてくれて

その週末には、引き取っていかれたのです

引き取りのときに鉄道マニアさんから出たのが

冒頭の言葉です

クライアントさんは、前代表社の思いが引き継がれたことに

安堵されて、笑顔でいらっしゃいました

私は単に思い当たる鉄道マニアさんに

声かけただけなのですが

その鉄ちゃんさんと信頼関係が

しっかりできあがっていたからこそと考えます

鉄ちゃんさんも私のことを

少なくても悪く思っていたかったから

仲間を集めていただきました

そんな繋がりを感じて

温かい気持ちになった日だったのでした

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丹羽誠