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【用無しのどうでもいい存在】20190408 毎日更新98日目

2019.04.09
コミュニケーション ・ 書評 ・ コーチング ・ 業務改善 ・ コラム

みなさん、AmazonやYahoo!ショッピングの

サイトを訪れたとたんに

「ああ!これ新発売のやつだ!

欲しかったんだよね〜」

というような商品が

トップに表示されたことがありますよね

 

あなたの好みを、

膨大な顧客データから人工知能が推測して

「これでしょ?買ってね!」と

そそのかしています

 

そして、あなたは今夜もポチポチするのです・・・

 

今はショッピングサイトだけのことと思いますよね

 

でもこれはあらゆる商品取引やサービスに

行き渡ったら、

はたして私たちの思考って

すべて読み取られて推測されてしまうのでしょうか?

 

最近、ホモデウスという本が話題ですよね

その著者の ユヴァル・ノア・ハラリ氏の

インタビューDVDを拝聴していました

 

そのなかでハラリ氏は

こんな衝撃的な言葉を発しています

 

「人工知能やビッグデータが、

あなたよりも、あなたを理解するとします。

すると、あなたは用無しの

どうでもいい存在になってしまうのです」

 

19世紀の産業革命が

資本階級と労働者階級に

分類していったかのように

一部のデータと知能を握った階級と

ハラリ氏のいう「用無し」階級にわかれてしまうでしょう

 

そうなったときに、

あなたは支配階級に行きたいと考えるでしょうか

それとも、用無し階級のなかで

なんとか上のほうに行こうとするのでしょうか

 

GAFAといわれる

Google、Apple、Facebook、Amazonに

底知れぬ怖さをいただいているのは

人間の存在価値がなくなってしまうという

恐れからくるものなのでしょう

 

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丹羽誠