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【監視社会への入口】20200522

2020.05.24
リスク管理 ・ コミュニケーション ・ キャッシュフローコーチ
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   それでもその場所にいきますか?
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コロナ騒動の渦中でなければ
大問題になっていたであろうニュースが
埋もれています。
 
GoogleとAppleは、スマホの販売競争で
火花を散らしているライバルですが
コロナ感染拡大防止という面では
手を取り合って開発しました。
 
新聞報道は以下の通りです。
 
GoogleとAppleは、各国の公衆衛生東京のアプリ向けに
新型コロナウイルスの感染者に接触していた人に
スマートフォンで通知できる機能の提供を開始した。
今後、当局によるアプリの配布が始まれば、
スマホを通じた感染者の接触追跡がスタートすることになる。
 
これは韓国ですでに導入されている機能ですね。
 
たとえば・・・
私がある地方のライブハウスや居酒屋に行っていたとして
同じ場所に行っていた人が感染して陽性になったとします。
そしたら、保健所や厚生労働省などから
「3日前に〇〇に行っていましたが、
 同じ場所で感染者が出ました」
というお知らせが届くということです。
 
首都圏では、いかがわしい場所に行っていた人が
そのことを隠したいがために、
「感染経路不明」となっているという報道もなされました。
 
経路が不明な感染を防ぎたいという大義名分で
プライバシーが一部侵されるということですね。
 
平時なら、野党が大反対するところですが
大義名分のために大人しいようです。
頑張りどころだとは思うのですが・・・
ワイドショー的な理解が得られないところには
注力しないという悪いクセが出ていますね。
 
いずれにせよ、位置情報を中心とした
ゆるやかに監視される社会の入口に
コロナによって導かれてしまいました。
 
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   それでもその場所にいきますか?
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キャッシュフローコーチ富山
有限会社ライフプラン研究所
丹羽誠